2017-03-29
私のシカゴ生活もこの4月を迎えると、5年を経過してしまいますが、今年は残念ながらシカゴらしい冬ではなく、非常に暖かい冬でなんだか、春や夏を有難いとおもえないかもしれません。笑。
そんな中でも外に出るのがちょっとという先週末に観たのが日本のトヨタ自動車の創設者の豊田喜一郎氏をモデルとして作成したドラマLeadersⅡ(TBS系)。非常に感動したのと、日本人ってすごいなあと自分の国民を誇りに思えたので共有します。
前作は2014年に放送されており、その際は、国産自動車を製造を成功させ、外国メーカーに勝つという、どちらかというと愛知自動車(ドラマでは、愛知自動車です。)を中心に描いており、創設者である愛知佐吉(豊田喜一郎氏)や周りの人間の技術に対する情熱や努力に感動をしたのを覚えています。この方がいたから、現在の世界に誇れる、日本自動車産業があるのだと再確認しました。
今回は、愛知自動車(トヨタ自動車)だけでなくもう少し回りの環境、下請け企業や販売店(営業)にフォーカスをして、なぜ愛知の自動車が売れるようになったのか、また、苦しい時(倒産寸前な時)でも、なぜ愛知自動車を販売店が応援し続けたのか、そう愛知自動車だけでこの成功は無かった、関連企業や金融機関までもが日本の自動車産業のために、彼らを支援した様子が描かれています。
私自身、仕事で自動車業界の方とお会いすることも多く、日本の技術の素晴らしいさは理解していました。でも、このドラマをみて更に感じたことは、戦前そして戦後から資源のない日本が成長できた要因のひとつは、自動車産業の発展。また、この発展を支えたのは、豊田喜一郎氏をはじめとする当時の自動車産業の関係者の夢と情熱が大きな要因だと感じました。このドラマをみて、自分の仕事に夢や情熱を持って取り組みことの大切さを再確認しました。
稲葉