2018-03-09
シカゴ支店のリクルーターを担当しております、クックです。
あと一週間ほどで3月17日のSt. Patrick's Dayですね。
日本ではあまりなじみのない日ではありますが、アメリカではアイリッシュ系の方々をはじめとして、大きなお祭り騒ぎ、お酒祭りになるようですね。
去年アメリカに来たばかりの私より、皆様の方がよっぽどお詳しいとは思いますが。
さて、このSt. Patrick's Day、何の日なのでしょうか?緑色とお酒のイメージしかないので、少し調べてみました。
祝日のお名前にもなりました、St. Patrickさん。この方はアイルランドにキリスト教を広めた方で、3月17日はSt. Patrickさんの命日なんだとか。別名「緑の日」とも言われ、緑色の物を身に着けて祝う日ですね。
今の時期、スーパーの一角はバレンタインデーの赤色からSt. Patrick's Dayの緑色に早変わり。
(所説あるかも)アイルランドでは、何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれていて、正式に祝日となったのは、1903年。実はこの時、St. Patrick's Day=緑、じゃなく、もともとは青色で聖パトリックさんが青色を身に着けていたことから、St. Patrick's Blueと呼ばていたんだとか。
それでは、なぜ、青ではなく、緑になったのでしょうか?
それは、アイルランドの国旗の色に由来が隠されているようです。
アイルランドの国旗の色は緑、白、オレンジの三色で構成されていて、緑はケルト、カトリックなど、アイルランドの古い文化要素を、オレンジはプロテスタントなど新しい文化要素を、白は両者の平和を表すといいます。
また、聖パトリックは三つ葉のクローバーを使って、God the Father, God the Son, and God the Holy Spiritの三位一体説を教えたんだとか。
なので、このクローバーと国旗の表したものがカトリックだったので、緑が全体の象徴を表しているのかもしれません。
さて、今年は残念なことに、祝日が土曜日なので、St. Patrick's dayがお休みの会社様は、お休み減っちゃいましたね。
アメリカもアイルランドに負けず、大きいイベントがあるようで、我らがシカゴはWikipediaにニューヨークより先に紹介されるほど、盛大にお祝いされるようです。
シカゴ川が不気味なエメラルドグリーンに輝くのを私も今年は見に行こうと思います。
皆様、盛大に楽しみましょうね!
クック