2018-06-06
JTが1965年以降、毎年行っている「全国たばこ喫煙者率調査」によると、2017年の日本人の喫煙率は18.2%と前年比-1.1%だそうです。
最近、日本に頻繁に帰国するようになり、色々な事が気になり始めているのですが、その一つがタバコです。以前は私もスモーカーだったので、大きなことは言えませんが、レストラン、喫茶店でのタバコの煙、においが耐えられません。そもそも、国民の2割弱のスモーカーの為に、8割強の人たちが我慢しているっておかしくないですか?
徐々にではありますが、全面禁煙のお店も増えて来ている中で、タバコの吸えるお店も多く残っているのに驚きます。また、分煙などという、絶妙な設定のお店もありますが、あまり意味が無いですよね。。。。
アメリカも2000代初頭は、バーやレストランでもタバコは吸えましたが、中盤に差し掛かる頃には一気に全面禁煙にシフトしました。この際にも、やはり、集客に影響が出るのではと懸念する声が多く聞かれましたが、結局、全面禁煙で集客が落ちたという報告は殆ど無かったようです。
さて、そんな建物の中は全面禁煙なアメリカですが、外は自由です。ここマンハッタンでは歩きタバコの人が結構いるのです。それも通勤時間帯の人が多く歩いている歩道で。臭いはもちろん、タバコの火が服に点くんじゃないか、という心配もあるのです。
何となく、アメリカのほうが禁煙は進んでいると思われがちですが、意外と見落とされているのが歩きタバコです。一方で、日本は都市部などでは、歩きタバコが条例で禁止されているところが多く、外であっても指定された喫煙所のみでしか喫煙ができないのです。
建物の中に厳しく外に優しいアメリカ、建物の外に厳しく中に優しい日本。。。お国柄というか、人口密度の問題なのでしょうか? いずれにしても、吸わない人にとっては、中も外も全面禁煙にして頂きたいと思うこの頃です。喫煙していた自分を棚に上げての執筆で失礼いたしました。。。。
ひしぬま