2018-09-04
私の両親は二人とも80オーバーで今も人生を楽しむ人達である。
そんな両親が、昔から姉と私によく言っていたことがある。
「趣味を持ちなさい。」
先日実家に帰省した際も、
「心身ともに長く健康を維持する秘訣は、趣味を持つことだ。」
というあいも変わらずの言葉であった。
そんな二人は、父親が囲碁。母親が絵画と習字。どちらもアマチュアのレベルを超えるほどの腕前である。
人生の折り返し地点を過ぎた私はというと、草野球とゴルフという肉体系の趣味ばかり。どちらも観る事よりもやる事を好む性格なので、すでに満足できない時期に来ている。
という事で人生の大きな転換を図られた私は、ついに50の手習いという事で新たな模索を開始した。
今まで色々なインドア―系の趣味にチャレンジしてきたが、ことごとく失敗に終わっている反省から、まずは冷静な自己分析から。自分の性格、これまでの失敗、これまでの人生と残り少なくなってきている人生の時間。そしてどんな時にアドレナリンが排出されるのか。等々。
そして2か月前にたどり着いたのが、「チェス」であった。
将棋も囲碁もしたことがない私にとっては未知の世界であったが、幸いな事に今はテクノロジーの時代。オンラインであっという間にルールは覚えられた。あとは実践を積むのみ。コンピューター相手に試合を重ねる毎日。そして週末は小学校でチェスを学んでいた息子に対戦をお願いする。現在1勝4敗。。。13歳に負けて屈辱を味わう日々が続いているが、う~ん。良い感じだ。いける。これなら棺桶まで持っていける。今はそういう気分。
当面の目標はセントラルパークでチェスデビューかな。
鈴木