2018-09-19
先日休暇をいただいて、日本に一時帰国をしました。
日本での楽しみといったらやはり食べ物でしょうか。
コンビ二各社が開発に力を入れた選りすぐりのスイーツやお弁当、おにぎりの数々。スーパーの惣菜売り場も見逃せないし、デパートに行けば、デパ地下のお惣菜だけでなく、必ずどこかの物産展などをやっていて、わざわざその地に出かけなくともおいしい物が食べられる。
少々驚いたのはコンビ二にではすでにおでんも売っていて、結構売れていること。知らなかったが、通常8月の下旬から各社ともおでんの販売をはじめるらしい。
冷房の中で食べる暖かいおでんを楽しんだり(冬場の暖房が効いた部屋で食べるアイスクリームと同じ?)、ダイエット中の食事としてもよい、という報道も後押ししているのでしょうか。夏場は女性のほうがおでんを買うらしいし。
何を食べてもはずれがないので、あれもこれもと欲張ると、いくつ胃があっても足りない状態。
あんなにおいしい物がたくさんあるのに、なぜ日本の女性は皆あんなに細いのかは謎。
しかしながら、どこに行っても申し合わせたように女性販売員の甲高い声には驚かされた。社員研修でそんな発声練習をさせられるのか、推奨されるのか。
昔入社時に、電話対応の声はいつもより少し高めにね、と教えられた記憶はあるけれど、あんなに声を作らなくてもいいのではないかと思うほど。みんなアニメの女の子みたいだった。
オリンピックを東京に誘致した際に使われた“おもてなし”。
良くも悪くも、物にも人にも細微にわたり、気遣いの心は日本中にあふれている。
アメリカの販売員の横柄な態度に日々傷つけられている小心者の私は、礼儀正しすぎる日本の販売員さんにも気まずい思いをしてしまった。
労働力(特に飲食関係など)の不足で、日本人以外の方が働いている場合も以前に比べて多かったが、コンビ二でのバイトが人気と聞いた。
理由は日本語の習得だけでなく、文化や習慣も学べるからとの事。“開いててよかった”で始まったコンビ二は、今やアニメのように、外国人の日本への興味を引き出す強力な要素になっているのかもしれない。
今回特に面倒だと感じたのがゴミ出し。曜日によって出せるゴミが異なり、
収集日の朝にしか収集場所にゴミを出せない。ご存知のようにゴミの分類も細かい。普段アパートの専用のバケツに、都合の良いときにゴミを放り込む生活をしているので、ゴミ出しに振り回される感じは避けられなかった。
この細かい分類のせいなのかどうか、町中からゴミ箱は消えていて、それでもきれいな街は、人々の努力と意識がもたらすものなのだろう。
25年ぶりに襲った強力な台風21号の後に起こった北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)。今なお地震が起こっているので、北海道の方だけでなく、日本の誰もが今後に不安を感じているのではないでしょうか。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、早く皆さんが日々の不安のない生活が送れるようにとお祈りするばかりです。
日本滞在中に連日報道されていたのは、女子体操の宮川選手によるパワハラ告発、USオープンで優勝した大坂なおみ選手、安室奈美恵さんの引退。
女性に力を感じる日本でした。