2018-10-17
最近マメ知識収集にはまっています。
私の中の豆知識大王はシカゴオフィスの鎌田さん。常に何か面白いネタや技を持っています。
とは思いながらも「へ~、面白い~」と思ったテレビやネットから仕入れた知識は右から左へ抜けて、全く頭に定着しません。
教育学科だった私は、学生時代長期記憶をするには、その物事と自分の経験とをresonateすることが大事と学びましたが、なかなか話を聞いている瞬間に、過去の経験や自己思想と結びつけるなんてすご技はマネできません。
そこで、アナログではございますが、メモをとることにしました。
いくつか私が面白いなと思ったことをご紹介致します。
まず、お仕事でも使えそうな豆知識。
お仕事をしていると、どうしても避けては通れないのが、営業です。営業職でない方も人とのコミュニケーションをとるタイミングはいくらでもあり、その時は是非相手に耳を少しでも傾けてほしいですよね。
そんな時に便利なのが、「時間制限をもうける」。当たり前のようですし、よく「20分でいいので、お時間を」というのは耳にします。
が、しかし、ここで重要なポイントは、「20分でいいので、」というのではなく、「20分で帰らないといけないのですが、」と自分が用事があることをつたえること。
「20分でいいので、」というと、ニュアンス的に、「本当は20分以上話せるけど1時間って言ったら逃げるやろうから、しゃーなし20分ね。けど、相手がひるんだら20分以上話したろう」に聞こえませんか?
私は聞こえます。
ビジネスすぎる営業にはちょっと失礼にあたるかもしれないので、使えないかもしれませんが、本当に相手にちょっとでも話を聞いてほしい時は、「20分で帰らないといけないのですが、」というと、「まあ、どれだけながくても20分だしな」と思ってもらえるのです。
ちなみに営業よりもこの時間制限手法を使えるのは、ナンパをする時だそうです。
※20分という数字は私が勝手に例としただけですので、TPOに合わせて時間調節をお願いします。
次に少し技術的なこと。
日本の誇れる技術や思いやりがふんだんに施されている日本の新幹線。時代とともにスピードが増しています。
スピードを増すには、やはりある程度の軽量化やスリムさは必須。
しかし北へ行けば行くほど冬は厳しい寒さと重量重めの雪があります。
通常の新幹線の構造ですと、この重たい重たい雪には耐えられないんだそう。
そこで、スピードをあきらめないために、スリムな形を保つにはどうしたら良いかと考えた時、「段ボール手法を使おう」となったそうです。
エンジニアの方々からしたら、ごく一般的常識なのかもしれませんが、文系の私からすると「紙?!」となります。
段ボールは紙材質ながら、非常に強度が高いですよね。
その理由としては、紙と紙の間にあるギザギザの紙です。このギザギザがスーパーマンなんです。
言われてみれば、という感じしますよね。それを鉄骨にアプライしよう、という発想がすごいです。
なので、東北地方あたりを走る新幹線のボディーの内層はギザギザの鉄骨が入っており、強度が高く、雪にも強い新幹線が猛スピードで走れているのです。
いかがでしょうか。
ちなみに小物であれば、
-大阪人の徒歩のスピードは1.6m/秒で、世界一速い
-日本で初めて高層ビルを建てたのは、鹿島建設の二階さん
-ガスは無臭だが、危険に気づくためにわざわざ臭いをつけている
などなど。
特にどう、ということもない自己満足ではございますが、やはり同じものを見ていて、知って見ているのと、知らないで見ているのだと喜びや楽しみ方も違いますよね。
当たり前の裏にある事実に興味をもってみると、面白いもの、生まれるかもしれません。
クック