2018-11-14
普段ManhattanのMidtown辺りをうろうろするだけで事足りてしまい、あまりManhattanの上や下に行くことはありませんが、先日久しぶりにManhattanのWorld Trade Centerエリアに出かけました。
2001年のあの日から早17年の月日が流れ、建物は新しく建て直され、World Trade Centerエリアは、ニューヨークの、そしてアメリカの威厳を示すかのように整えられていました。
David Childsデザインによる104階1776feetの高さのフリーダムタワー。遠くから眺めても、日に照らされて光る建物も存在感を示していますが、下から見上げると天に向かって突き刺さっているかのようで迫力満点でした。
ツインタワーの展望台にはついに登る機会がなかったので、ワンワールド天文台に登ろうかと思いましたが、長蛇の列で断念。
後で入場料がいくらか確認をしたら、general admissionで$34と知って、びっくりしてしまいました。
ちなみに東京タワーの特別展望台までの入場料は1,420円、スカイツリーの日時指定券で2,570円、当日券なら2,060円。
スカイツリーの方が高さ(2080feet)はあるのに、さすがNY料金。
Santiago Calatravaデザインの、World Trade Center Transportation Hub。羽を広げた大きな白い鳥のような、別の角度から見ると骨の標本のような建物も圧巻でした。
World Trade Center Transportation Hubからハドソン川にあるヨットハーバー近くのBrookfield Placeという高級ショッピングモールまでは地下でつながっていて、途中お店もたくさんあります。このモールにはエルメスやグッチなどのブランドのほか、日本の鎌倉シャツの店舗も入っています。
このショッピングモールに一面ガラス張りのWinter Gardenと呼ばれる場所があります。天井も高く、椰子の木々があり、開放的だけれど居心地が良くて、階段に座ってポケッと周りを眺めているだけで、時間をわすれてしまいそう。
天候がよければそのまま目の前のヨットハーバー周辺を散策するのも楽しそうです。
地下通路や途中の広場、このWinter Gardenも、一年中季節を問わず快適に買い物や散策を楽しめそうなのはもちろんのこと、空間を贅沢に使っています。
一方東側のFruton street周辺は、近代的なWorld Trade Centerとは対照的に趣が異なり、交錯する細い道に飲食店などのお店がたくさんあって、また違った楽しみ方ができそうです。ラーメン屋さんも発見。
911 memorial museumやGround Zeroについてはまた別の機会に譲ることにしますが、やっと立ち並んだ壮観な建物の間を歩くとき、Manhattanの別の場所とは違った何かが漂うように感じます。これからもWorld Trade CenterはNYにとって特別な場所であり続けるのでしょう。