2019-06-26
シカゴ支店のクックです。
ちょこっと前に話にはなりますが、ついに、ついに、ついに!
念願のヨルダンへ行って参りました。
なぜヨルダン!とよくご質問頂きましたが、ヨルダンは私のBucket List No.1のペトラ遺跡があるんですね。
ちょうどいろんなタイミングが良かったのもあり、父とヨルダンで待ち合わせをして、北から南へ旅して参りました。
ヨルダン、皆様どこにあるかご存知でしょうか?
北はシリア、西はイスラエル、南にサウジ、東にイラクと、その間に挟まれている国となります。
ヨルダンって、意外と小さいんですね。大都市アマーンから、アカバという紅海に面した都市まで、車で4時間。
沢山の観光客は観光客用バス、もしくはレンタカーをしている人が意外と多かったです。
ヨルダンといえば、日本人からするとペトラ遺跡!なイメージだと思うのです(私だけでしょうか)、その他諸々に国の人からしてみると、キリスト教の聖地なんですね。
JesusがBaptizedされたと言われる地や、彼らがSacred Waterと思っているJordan river(ここを超えるとイスラエル)もあって、しっかりミーハーになって見てきました(辺鄙で暑いこの地で水が貴重なのにもかかわらず、父はペットボトルの水全部捨てて、持って帰るんだとか言って、Jordan Riverの水をペットボトルに収めてました(笑))。
その他、死海に入って、泥パックしたり、Wadi Rumという岩だらけの大自然でひたすら岩を上ったりキャンプしたり、Aquabaで人工的に沈められた飛行機を見るためスノーケリングしたりと、私の旅の中ではなかなか贅沢な旅となりました。
というのも、まさかのヨルダン、アメリカより高いです。
もちろん観光地にいたのも大きな要因ですが、何もかもが、ん?!っていう値段でした。特にレストラン。しれっとサービスフィーをふんだんにトッピングされることもしばしば。現地レストランを見極めれれば、食べ物は安く手に入ります。
ここからが本題です。
私の愛するペトラ遺跡。私の感動した話、聞いてください。
普通、世界遺産系って行く前から写真やテレビで見たことあるので、姿形を知っている分、感動が少なく、チェックポイントとして、見て、はい次~!ってなることが多いので、今回も期待はしながらもそんな感じかな~と思っていきました。
だがしかし、Petra won't let you down です。もちろん人それぞれ感動するものって違うので、わかりませんが、初めてずっと眺めてしまった遺跡でした。
ペトラ遺跡といっても敷地はおっきいのでいろんな遺跡があるのですが、私が目を離せなかったのは、やっぱり一番有名なTreasuryと呼ばれるものです。
ただただ美しかったです。
紀元前の時代に巨大な岩に彫刻があんな細かくほれたって、信じがたいですが、しっかり目の前にありました。
以上!
さて、いつか皆様がペトラ遺跡に行かれた際に、お役に立てれたらと思います。
ペトラ遺跡。現地民や観光客、誰にきいても1日じゃまわれない、とものすごいビビらせられます。
ですが、ご安心ください。しっかりまわれます。
確かに広いし、暑いし、歩くのに慣れてない方は難しいかもしれませんが、ちゃんとすれば、まわれます。
時間がある方は2day passがあるので(行く前にヨルダンパス(ヨルダン入国ビザやPetraのパスなどが含まれている)を買うと死ぬほどお得です。)、2日に分けるといいです。
1日で回るお勧めルートは、日がちょっと暮れ始めた3時以降(5月くらいの場合)くらいにタクシーで裏の入場口まで運転してもらって、わりとガチめの山を登って(これは結構しんどいし、若干迷子になりかけますが、方向音痴の私でもたどり着いたので大丈夫です)、通常の逆コースでスタートすることです。
そうすると通常は途中まで行って帰ってで1日終わりますが、往復がなくなるので、片道で全部見れるというわけです。
ペトラの運営時間は一応ありますが、それ以降の退出は可能です(ただ暗くなるとちょっと怖いので、夕日が見れるくらいには帰ってください)。
この逆コース、何が良いって、片道ですんじゃうのもいいですが、一番奥にあるMonasteryからの階段が下りなのが最高です。通常の体当たりコースは永遠と続く階段をあっつい中登らないといけないのが、逆コースはそれを避けられるのです。
(知っている方もいらっしゃるかもしれませんが)その他学んだことは;
- 死海に行くなら、ホテルの入場券勝った方が良い。タオル、シャワー、プールとかが使用でき、優雅に1日死海にいれます。「1時間くらいでいいよ」、と自前のタオルだけ持っていくと、シャワーない、塩だらけ、着替えれない。という事態に見舞われます。
- レンタカーが断然便利(国際免許証不要。)。バスもいいですが、やっぱりタイムテーブルがあるので、不便です。数日の場合はレンタカーがお勧めです。
- お酒。イスラム教の国なので、首都のアマーンは割とすぐバーやらなんやら見つけられますが、ペトラ地域などではホテルのみでしか販売が許可されておらず、お酒を探すのは苦労しました。
- だいぶゆるめのイスラム教なのか、いろいろ頭に巻く必要はありませんでしたが、足なんか出そうもんなら、あなたは注目の的!なので、露出はちょっと注意が必要そうです。
- イスラムは合法で計4人の奥さんを持つことが許されます。出会う人、出会う人、「腹違いだけど、俺20人兄弟!」などよく耳にしました。いいなあと思う人もいるかもしれませんが、すべての妻を平等に扱う必要があります。なので、もし1人に家を買えば、全員に買い与えないといけません。つまり、基本お金持ちのみに許される権限ですね(笑)