2020-04-11
気が付けば在宅勤務も5週目になるところ。
オフィスの机の上に置きざりにしてしまったポトスとの再会が怖い、神長です。
今年、2020年の4月12日はイースターサンデーでした。
十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが3日後に復活した復活祭として、キリスト教徒にはクリスマス以上に需要な日です。
もともと太陰暦で決められた日であったのが、太陽暦によって毎年祝日が異なります。
また、西方教会(ローマ・カトリック教会)と、東方教会(西ヨーロッパからみて、東方に位置する地域で主に信仰されるキリスト教の諸教派の内、正教会にもカトリック教会にも帰属しない教会の総称)とでこの復活祭の祝日が異なり、西方教会は、グレゴリオ暦の3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日、東方教会はグレゴリオ暦の4月4日から5月8日の間のいずれかの日曜日となっているそうです。
ちなみに今年の西方教会の復活祭は上記ご紹介したように、4月12日。一方東方教会の復活祭は、4月19日です。
毎年アメリカのあちらこちらで開催されるエッグハンティングの行事は、子供たちにとって楽しみの一つですが、ご承知のように今年はコロナウイルスの更なる蔓延を防ぐため、外出禁止令が出ているため中止となっています。
バチカンでのEaster Serviceも関係者以外の姿は見られず、YouTubeを使ってのサービスも多くみられました。
なぜイースターに卵? 命を生み出す卵は、復活の象徴とされています。
ひな鳥が殻を破って生れ出てくるように、イエス・キリストも死という殻を破って復活したとして、その姿を重ねています。同時に卵は豊穣の象徴です。
そして復活祭の卵を運ぶとされるイースターバニー。
ウサギも多産であることから、豊穣の象徴とされています。
しかしながらイースターバニーは西方教会のみの習慣となっているそうです。
毎年のようにイースター前は、卵とウサギが売り場にあふれているので、セットのように思っていました。
NYのCOVID-19の感染者数は横ばいになってきているとは言っても、まだまだ状況は厳しいものです。デブラシオNY市長は、今年度中は引き続きPublic schoolをクローズすると発表をしました。NYのビジネスも今のところいつre-openになるか分かりません。
イースターも終わり、まさしく春も本番。天気の良い日に、暖かさを増した陽気に誘われて外に出たいところですが、もうしばらく、暖かな日差しやひと雨ごとに暖かさを増すだろう風を、窓から眺めることになりそうです。
皆様の安全と健康を心よりお祈りいたします。