今回のコロナで世界中の女性リーダーの活躍が注目されましたよね。
有名なのは、ドイツのメルケル首相は科学者出身で、2005年から首相を務めております。高い国民人気は、経済政策だけでなく、このコロナの中で、ヨーロッパでは早期に1日に行う感染検査を増やし、病床の数を充実させて、最悪の場合の準備や対策を徹底したことによるものだといわれています。陸続きのヨーロッパの中で、近隣の国に比べると感染被害を最小限に抑えたのは、素晴らしい指導者だと思います。
私が一番注目したのは、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相です。37歳という若さで首相に就任し、世界で初めて首相でありながら産休を取得した方です。産後6週間で復帰をされたようですが、母乳なのでお子さんを連れて国連にもいかれたようです。国のリーダーがこのような行動をしてくれると、今後、他の仕事をもつ女性も子育てをしやすい環境になりますよね。
また、今回のコロナの中ではいち早く(3月末には)国を、ロックダウンし外部との接触を断ち、コロナを排除する動きを取って話題を集めましたよね。このえたいのわからないウイルスとの戦いの中での、彼女の決断力と実行力の高さと、いかに国民を大切にするという思いを感じました。多くの国のリーダーが経済活動や、外交など色々な事を考えながら判断した結果、判断が遅れ、感染被害を拡大してしまった国もあったと思いますが、人の命を大事にして即座に決断したのは、一番政治経験の短い彼女だったのではないでしょうか?
ニュージーランドでは、今週の17日に総選挙が行われます。是非、再選していただき、彼女の更なる政治家としての活躍をみれるといいなぁと願っております。
稲葉