私事ですが、最近引っ越しをしました。
ここで気になるのがセキュリティーデポジット。私の住んでいるNYでは(基本的にはどこの地域も一緒かもしれませんが)初回の家賃と家賃一か月分のデポジットを入居時にはらい、解約時にアパートに問題がなければデポジットがかえってくる、とおもっていました。
ただ、ここ最近友人と話をしていると、ランドロードがなんやかんやと言い出し、ダメージもなかったのに結局デポジットがもどってこなかった、退去後にランドロードと連絡がとれなくなってしまった、など悲しいお知らせを聞きました。もはや、デポジットは戻ってこないものとみなして、1か月分の家賃を上乗せしたものを家賃と考えた方がいい、なんてアドバイスも。
ただ、このパンデミックにより、クオモさんがExecutive OrderとしてState's Tenant Safe Harbor Actというものをだしており、家賃の支払い遅延に対してペナルティーフィーを取ることを禁止したり、テナントが“financial hardship”に直面している場合は、セキュリティーデポジットを家賃の支払いとしてよい、という内容だそうです。
この“financial hardship”とは?という点ですが、弁護士に聞いてみたところ、多かれ少なかれみんなこのパンデミックによって影響をうけているから、最後の家賃は払わないでいい!という強気の回答。
みなさんはこのようなご経験はありますでしょうか?デポジット戦争はしばらく続きそうです。。。
成瀬