2020-12-01
コロナウイルスの影響で、外出自粛、在宅勤務になって、コンピューターの前に座る時間は今まで以上に増えたように思います。
ネットの海で見つけた最近の驚きはミツバチについて。(すでにご存じの話題かもしれませんが。)
女王蜂とオスが交尾をして受精すると、生まれるのはメスだけ。彼女らは働きバチになります。(そうです、働きバチはメスのみです。)そしてオスは未受精卵から生まれるそうです。だから“オスの染色体は、女王蜂からの1セットのみ。その結果、ミツバチのオスには父も息子もおらず、祖父と、オスの孫はいることになる。“とのこと。
ちなみにオスは女王蜂との交尾以外何もせず、交尾が終わると死んでしまい、交尾をせず巣に戻っても、繁殖期が終わると巣から追い出されて、結局死んでしまうらしい。
単細胞という例外はあるものの、生物は受精卵から生まれると思い込んでいたため、なかなかの衝撃。
そしてこの話題のきっかけは、黄色い目のミツバチが見つかった、という記事から。
オスは染色体が1セットのため、遺伝子に珍しい変異が起こると必ず発現するらしい。黄色い目も遺伝子変異の発現。残念ながらこの黄色い目は、見えていない可能性があったようだ。さらにこのミツバチは腹部、翅、針にはメスの特徴を持ち、目はオスに典型的な大きいパラボラアンテナのようで、雌雄両方の形質をもつ、雌雄モザイクだったそうです。別の生物でも、まれに左右で雌雄が分かれて発現することがあるらしいが、モザイクは珍しいらしい。
遺伝子の変化によって、生物が生き延びることもあり、変わらないことで順応できずに生き延びることができなかったり、が繰り返されてきて、生物を面白くしている。
変異や変化がどのようなタイミングで起こるかもわからない。
幸運のシンボルである四つ葉のクローバーも、傷が原因だったりするのだから。
そんな「ふ~ん」「へ~」は尽きなくて、ネットの海のサーフィンはやめられない。
神長