2007-06-25
ハケンの品格
久しぶりに見ました。日本のドラマ。もしかしたら白い巨塔以来かもしれません。(注:田宮二郎版ではなく唐沢版です。)
日本では大ヒットしたという事と、やはり同じ業界なので、見とかなきゃいけないのかな?という強迫観念から、仕事帰りに日本のレンタルビデオ屋さんに足を運びました。まー、とりあえず第一話を見て、面白ければ次を借りようというプランだったのですが、全10話お買い上げで$20 on Sales !なんていうお店のうたい文句にまんまと騙され、その場で購入してしまいました。ちなみに私はレンタルビデオの遅延常習犯です。いつも「すみませ~ん。」と言って高い遅延料を払う良いお客様?なのです。そういう意味では、今回は正しい自己分析の上、良い判断だったかもしれません。
早速、家族で日本のドラマタイム!うーん何とも珍しい時間。とは言っても子供は2歳なのでこのドラマは少し早すぎる。おまけに英語のテレビ番組(主にディズニーチャンネル)に夢中なので、おそらく邪魔されて終わるのが関の山。という事で子供が寝てから見る事になりました。
内容は、大前春子というスーパー派遣社員が次から次へと起こる難題を解決し、プライドの高い正社員達を次から次へとなぎ倒していくという痛快ラブコメディー。
軽快なタッチで今の日本の会社そして社会が描かれていて、確かに面白かったです。私が日本にいるころは“派遣”という言葉が未だ一般化していなかった頃なので、色々と参考になりました。(もちろんドラマなので5割引ぐらいで見ていますが。)
そして、最終回間際で大前春子が後輩派遣社員に言った言葉、「働く事は生きる事」。職業柄いつも頭の中にある言葉は、仕事、転職、人生、転機、といったことばかりの中で、この言葉はシンプルかつストレートだったので、とっても感じるものがありました。
という事で皆様もお時間があれば是非。そして弊社派遣社員の皆様へ。「日々お仕事、本当にご苦労様です。心から感謝しております。」
鈴木剛央