2021-02-03
はっきりと、今幾つになるかは、敢えて伏せてみますが、今から書く内容でお察し頂ける方もいるかもしれません。
私のファッション遍歴ですが、なんら一貫性がなく、ポリシーもこだわりもなく、そして、本人がおしゃれじゃないという点はスルーして進めていきます。
まず、服や靴に興味を持ち始めたのはいつか?おそらくは、中学生の時かと。田舎の中学生のおしゃれなどたかがしれております。当時、靴は白のみ!という暴力的な校則でして、その中で如何に他の子と差を生み出すかに走ったのが、人生で初”おしゃれ”じゃないかと思います。隣町まで出向き、探しに探した白いNIKEのスニーカー。これです。
時は移り、高校時代。当時は古着ブームの真っ只中。某魅力度ランキング万年最下位、北関東の雄との呼び声高い地元から電車で約2時間、花の都、東京へも良く遠征しました。裏原宿、代官山、下北沢、果ては高円寺と。今考えると、誰が着ていたかもわからない、汚い服に高いお金を払って買いまくっていたあの頃。。。何だったんでしょう。そう、それが青春というものでしょう。青春という一言で何でも良い思い出となるのです。古着を着て、イギリス風味にカスタムしたヤマハのSR400に跨ぐ瞬間が良かったのです。ツーリング等は好きではなかった。
アメリカに渡った直後は、Hip Hopブーム真っ只中。アメリカ飯で膨れ上がった私の身体には、ダボダボのファッションが良く似合っていたのでした。スイミングキャップみたいな謎の被り物も友達からもらって、ベースボールキャップと合わせてました。ああ、ほろ苦い思い出。
仕事を始めて数年は万年金欠でファッションどころではなく、仕事用スーツもH&Mのセットアップで済ませていたほど。意外と体に合ったし、何と言っても激安で助かりました。その後、落ち着いてから、少し良いものも2,3着買いましたが、時代がセットアップを求めなくなり、ジャケットとパンツをそれぞれ買いはじめ、それらに合う靴やベルトなども揃え始めた頃には在宅勤務となった訳です。
ポストコロナ、私はどういった服を着て仕事に行けばよいのか?そもそも仕事に行く!という行為がまた出来るのか。今、ジャケットやパンツは約1年程、クローゼットで待機中ですが、虫食いとか、サイズが変わって着れなくなっているとか、そろそろ確認作業を始めて、ポストコロナに備えなくてはいけないかもしれません。
はい、という訳で、今日はファッションで振り返る私の半生でした。芸能人もyoutuberも自分を切り売りする時代に、サラリーマンも自分を切り売りしてみた!というyoutubeっぽいブログにしてみました。
菱沼