2021-02-17
先日電気自動車大手のテスラが仮想通貨のビットコインを15億ドルも購入した事が話題になりました。
暗号資産は企業会計上どのように計上するかまだ不透明であるため、テスラのような上場企業が暗号資産を大量に購入するのは極めて稀な事だそうです。
イーロンマスクは資産の多様化が目的と言っているそうですが、やはりこの人は現代における「ルール―・メーカー」なんだと思います。これを機に企業会計も暗号資産についてルール作りを早急にしなくてはいけなくなりました。
翻って日本社会はというと、先日国会で厚生労働省が、新型コロナウィルスの新規感染者数を毎日手作業で入力しているというニュースがありました。各保健所からの数字もファックスを使用しているそうです。官民すべてにおいてDX化が今後の社会作りのキーワードになると言われているにも関わらず、現実は20世紀で止まっているようです。
パンデミックになってからそろそろ約1年が経とうとしていますが、社会が大きく前進した点を一つ上げるとしたらやはり「物事のデジタル化」ではないでしょうか。
企業も国家もDX対応には待ったなしです。デジタルの世界こそ、「Winner takes all」の世界です。視点を変え、今までの勝利の方程式をすべて捨て去る覚悟が必要なのかもしれません。
鈴木