2007-07-02
こんにちは、LA支店の松浦です。気づいてみるともう7月。
私のLA生活ももうじき3ヶ月目に突入です。お肌の大敵、日焼けは絶対にしないと決めていたにもかかわらず、じわじわと焼けてきているような。。。カリフォルニアは日差しが強く、日中外出していると、服の上からでも日焼けをしてしまうそうです。
天候のよさは評判どおりで、せっかく年中天気のいいLAにいるのだからという理由と、上司のプレッシャーがあり、3週間ほど前ついにゴルフを始めました。とあるセミナーで知り合ったゴルフ雑誌の副編集長の女性に、近場でお勧めのレッスンプロを紹介してもらったこともあり、週に1回通っています。
さすが日本人向けのサービスが充実しているLAだけあり、このレッスンプロも日本人の若い女性なのです。やはり細かい微妙な指示は、日本語のほうがありがたい。ゴルフのゴの字も知らない私は、まずはクラブの握り方から、構え、スウィングの全てを一から教えてもらっています。レッスンの後はそれを元に、何度か自分で打ちっぱなしに通って復習し、次のレッスンに備えます。
こうして習っていると、ゴルフのスウィングは結構確認事項が多いことに気づきました。テニスの一振りよりも、ずっと複雑。その一連の流れをスムーズにすることが大切と、エレベーターの中で(鏡張りなので)一振り、トイレの鏡の前で人がいないことを確認して一振り、とついついフォームの確認をしてしまいます。
ふと気づくと、日本でOLをしていた時、駅のプラットフォームでサラリーマンのおじ様方は、傘をクラブにみたて、ぶんぶん振り回すのはなぜかしら?というかねてからの疑問がすっかり解決しました。自分がやってみて初めて気づくことって、たくさんありますね。
私にとってはLA支店でマネージャーとして勤務することもそのひとつ。ニューヨークのオフィスでは、いちコンサルタントとして、ひとつのことに集中できたのが、ここでは全てが自分で判断をし、進めていかなければなりません。人の採用にしても、その例外ではありません。こうなってくると企業側の担当者が、採用の際になぜあんなに悩むのか、という気持ちが非常に良くわかります。
様々なことを経験すると人の幅が広がる、といいますが、私の上司がよく言う“物事の本質を捉えること”とのはこういった経験の積み重ねなのかしら、と思う今日この頃です。