2021-03-03
このタイトルはハンガリー語のことわざで、
「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」
という意味だそうです。
日本でお正月に放送された、
「逃げるは恥だが役に立つ」のスペシャルドラマが先日、
アメリカでも放送されて、ご覧になった方も多かったかと、、
連続ドラマの時は見てなかったのですが、
SPを初めて見て、たくさん良いシーンがあったので、
いくつか紹介します。
まず、日本では男性の育児休暇取得が
まだノーマライズされていない問題について触れています。
主人公が子育ては女性がメインで男性は手助けをすると言う考えに違和感があり、
子育ては平等にするべきだと思い、育休を取る事にし、
それをきっかけで、周りも自然に考え方が変わっていました。
このドラマを見た人たちもこれをきっかけに、
男性が育休を取れる環境になっていくと良いなと思いました。
また、生まれた子供の名前のつけ方にも注目。
主人公二人が女の子でも男の子でも合う名前を考えていて、
その理由が、「将来、性別が変わる可能性もある」といったセリフに感動しました。
同性愛についても自然に描かれています。
ドラマの中で同性愛と言うことが、メインのストーリーではなく、
生活の一部でついでに付いてくるように描かれていて、
リアルに感じました。
私の周りにも同性愛の友達がいるので、
ドラマで大げさに取り上げられるより、
もっと身近な感じで良かったと思います。
このようなストーリーが増えて、偏見が少しでもなくなってほしいと思います。
今の時代のたくさんの問題点が
自然な形でストーリーに埋め込まれていて、
すごく良いドラマだった思います。
こういった人気のドラマは影響力があるので、
世の中の色々な難しい問題をどんどん取り入れて、
分かりやすく作ったドラマが増えるとを良いですね。
まだご覧になっていない方は是非!
高橋