ブログ

アーカイブ

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

12月ポジティブ人材ですか?ネガティブ(クール)人材ですか?12/16/2015 できたことリスト信じる者は、、、新聞記事から。。。11月11/23/2015 Bed Bath & BeyondPEANUTS上級会員のアマイ誘惑11/2/2015 SICARIO10月10/28/2015 水、私、幸せな気分10/20/15 選書の難しさ10/14/15 Apple PickingNew Girl9月キラキラの素カリブ海のお勧め伝える人たちGIVE & FORGETユニオンスクエアーのマーケット8月8/28/2015 NY NOW August 20157月Orange is New Black7/22/2015 U-12 Samurai Japanに見る育成の重要性7/15/15 「いかにも・・・」といった不自然な事件 その17/6/15 Actusの新サービス Executive Placement Service6月6/29/15 〇〇の達人6/24/2015 芽が出た06/17/15 女子サッカーワールドカップ2015 06/10/2015 AAが誇る地元愛 「 Ann Arbor Farmers Market」06/03/2015一日一食5月5/26/2015 春がきた♪5/18/2015 話題のケーキ屋さんへ行ってきました!5/12/2015  肉体改造!?05/06/2015 16年ぶりの桜4月4/29/2015 ある本4/22/2015 いつもと違うオールドスクールな旅4/12/2015 プロフェッショナル風に見せる中身のないプレゼン方法4/7/2015  「こんまりメソッド」って聞いたこと、ありますか?04/01/2015 運動3月03/25/2015 祝!デトロイト支店 新オフィス in AA03/18/15 グリーンスムージー断食のすゝめ2月初めまして!ニューヨークの冬の過ごし方2/12/15 本日最終日となります!2/4/2015 綺麗な街1月アンビリバボー!!1/21/2015 Project@Jabits Centerホットワイン祝 2年連続新年初のブログ担当

2014年

12月12/29/14 両親学級に行ってきました!12/23/14 ガサとゴソ12/15/14 今12/8/14 ウエブサイトが新しくなりました。12/3/2014 ポーラベア11月魅惑のMI Overview/原田魅惑のMIより参りました新参者原田、ご挨拶です11/12/14 初カナダ旅行10月10/29/2014 IQとEQ、からのAQ10/28/2014 ハロウィーン10/22/2014 アメリカで初のリンゴ狩り!10/14/2014 お気に入りレストラン その1AiOP (Art in Odd Places)9月シカゴマラソン完走への道 - 最終回アシマちゃんいろんな結婚式を振り返るテニスでドキドキLabor day Weekend8月2014年 World Cup ~私のMVP定期健診に行ってきましたいくつになっても「ワクワク」を忘れずに!シェアハウス7月祝!初JobログSubtlety by Kara WalkerEckhart Tolleアトランタ展示会シカゴマラソン完走への道 16月戦略と戦術?キャリアフォーラムにお越しいただきありがとうございましたティファニーブルーにがっかりジャパンフェスティバル2014 シカゴ5月雨男が年男シカゴ・カブス対ニューヨーク・ヤンキース2014年 World Cup のみどころ②言葉のパズル4月LIC Arts Open たまご Orchid 3月42.195Km Again,,,,,,,スタート地点にたどり着くまでも長い!!The Willpower Instinct 帰らない客Breaking Bad2月ソチオリンピックを終えて余裕のある大人2014年 World Cup のみどころ①閉じたら開く1月日本の領海に出現したSnoopy?ProjectHandstand温暖化なんて言わせない!DaiGo流、メンタリスト?

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2021-05-17
周期ゼミ
今年2021年は17年ごとに大量発生する「周期ゼミ」のうち、「ブルードX」と種別されるセミの当たり年らしい。
地球上には約3,000種のセミが存在するが、13年または17年の周期をもつ周期ゼミは7種しかおらず、そのほぼすべてが北米だけに生息するという。
(17年周期の17年ゼミが3種で北部、13年周期の13年ゼミは4種で南部に生息しているらしい。)

周期ゼミの群れは、発生する年がすべて同じものをまとめて「ブルード」と呼び、それぞれのブルードにはローマ数字がつけられている。知られているだけで、15のブルードが存在し、2021年に大量発生する「ブルードX」は最大の集団であるらしい。赤目で体色は黒く、体長は2.5センチほど。場所によっては、1エーカー(約4,000平方メートル)の森に150万匹ものセミが発生するらしい。ちなみに東京ドームは46,755平方メートル。密集度が想像できるだろうか。
周期ゼミは「米国東部の森を代表する草食動物」であり、その数と量においては他のどんな動物にも及ばないらしい。

地中の温度が摂氏18度に達すると、地上に出て成虫となり、交配相手を探し始める。
バッタなどの大量発生と違い、セミは農作物を荒らすこともなく、もちろん人を刺すこともない。

なぜ、13年、17年という年に大量発生するのか。
一つには捕食動物を避けるのに適した進化だったというもの。また、素数年の周期で発生すれば、ほかの周期ゼミと同じ年に発生する確率を減らすことができ、交雑が起こりにくく、資源をめぐる競争も避けられ生存率は高まる、というのが理由らしい。

研究者による周期ゼミのDNAサンプルの分析によると、長い年月の中で13年及び17年周期で発生するセミは、複数の進化の道筋をたどり、それぞれの種が独自にこの周期にたどりついたらしい。
遺伝子に刻まれているとはいえ、セミの発生周期は完全に固定されているわけではなく、こうしたセミの仲間では13年と17年の周期を行ったり来たりする場合があることも分かっている。
地球の気候の急激な変化により、セミが生来持っている計時メカニズムが混乱することが、周期変更の主な要因と考えられているとのこと。

遺伝子レベルの変化まで起こして生存率を高めているにもかかわらず、周期ゼミは身を守ることには無頓着らしい。量で圧倒するためか、少しくらい食べられても群れ全体には影響しないとでも考えているのか。対して捕食者(人間も含む?)にとっては豊かさを享受することができる年となる。

これから地中に出てくるブルードXだけではなく、ほかの周期ゼミや周期ゼミでない何万、何千匹というセミが“その時”を土の中で待っていることを想像すると、自然の成り立ちとはいえ不思議な気持ちになってくる。
すでにブルードXの発生は、ノースカロライナ州やニュージャージー州で始まっており、Twitterにあげている人も多い。
周期ゼミの期間は6週間ほど。ニューヨークシティーではどれだけみられるかわからないが、ちょっとワクワクしてきます。

神長