2021-10-19
皆さん聞いたことあるかとは思いますが、
Netflixで大ヒット中の韓国ドラマ「イカゲーム」
のテーマについてお話ししたいと思います。
まだ見たことのない方に少しだけストーリーを説明すると、
それぞれ日常生活で借金を抱えて苦しんでいる人たちが集まり、
「だるまさんがころんだ」などの昔からある子供の遊びを命をかけて
争い賞金を稼ぐゲームに参加してしまうお話です。
このドラマはとても残酷で映像的にも
目を逸らしたくなるほどのシーンが次々と起こるので、
こういうドラマが嫌いな方もいるかもしれませんが、
人気は急速に高まっていて、今年のハロウィンのコスチュームにも既に
グリーンのジャージとピンクのパーカーがEtsyとAmazonで売り上げを伸ばしていたり、
韓国語を学びたいという人達が増加しているそうです。
ビジュアルと残酷さだけではなく、
ストーリーの中に社会問題が表現されていて、
世界的にヒットになったんだと思います。
韓国だけの社会問題ではなく、
世界的にも当てはまる貧困、ジェンダーの不平等、
移民、北朝鮮の脱北問題、ギャンブル依存症などの問題が
ゲームの参加者を通して表現されています。
六つのゲームを挑戦してクリアしていく中で、
女性やお年寄りが足手纏いのように扱われているが、
女性の起点やお年寄りが昔やった思い出の遊びでゲームの参加者が
助けられたりするシーンから男で力があれば全てが
クリアするのではないと描かれていると思う。
全部のエピソードを見終わった後、私が感じたのは、
人間はお金だけでは幸せにはなれない。
SNSで知ったのですが、
トランスレーションされた言葉のニュアンスが変わってしまっているらしく、
それぞれのキャラクターのイメージも変わってしまっているそうなので、
私も韓国語を学んで、イカゲームを韓国語で見れるくらいになりたいです!
高橋