2022-01-19
新株が猛威を振るう前に計画を立てていた旅行に行ってまいりました。
昨年のサンクスギビングに航空券やホテル、レンタカーなどを抑えていた今回の旅行。新株が登場し、猛威を振るい始めた昨年12月半ばから年末年始にかけては半ばあきらめていたこの旅行ですが、恐れていたフライトのキャンセル等も無く、また当事者の感染等も無く、無事に旅行を終えることが出来ました。旅行に出るだけなのに、面倒な時代です。
2022年の旅はじめはSouth Carolina州のCharleston。Travel&Leisure誌の発表する最新のアメリカ人気ベストシティーでも、Charlestonはなんと1位に輝くなど、隠れた(単に知らなかっただけ)名所なんだろうという感じで決めた行先でした。が、納得の結果だ!という結論を先に伝えちゃいます。すごく良かったです。エキサイティングで、エンターテインメント満載!って分かりやすい場所ではないのですが、ゆっくり休暇を過ごす。日常から遠く離れた雰囲気を味わう等の目的で行くとすごく良い街だと思います。
Charlestonは18世紀には南部の貿易の中心としても栄えた街。独立戦争ではイギリス軍に陥落され、南北戦争もこの地で勃発したり、奴隷貿易の拠点でもあったりと壮絶な歴史を持つ街なのですが、ぱっと見はのんびりとした美しい南部の港町といった風情。The Holy Cityとしても知られているCharlestonは植民地時代から信仰には寛容で、多くのユグノーが入った地でもあり、またユダヤ人にその信仰を制限無しに認めた最初期の植民地土地でもあったそうです。なので、街なかには多くの教会が点在しています。古く歴史的にも貴重な素晴らしい建物も多く残る街を歩くだけでも全く飽きません。
また、Charleston郊外にはプランテーションが点在しています。私たちは旅の前半をプランテーション内にあるホテルに宿泊、後半をCharleston市内に宿泊することで、1度で2度美味しい!(個人差あり)プランでしたが、どちらも大変満足でした。ネットで何でも調べられるし、動画も見れる時代ですが、実際に当地に赴いて、その土地の空気を吸い、ものを食べ、文化、歴史を感じられる旅行の醍醐味を久しぶりに味わうことが出来た素晴らしい週末でした。
菱沼