2022-04-20
バージニアのセインズです。
先月アメリカでバージニアビーチで開催されたシャムロックマラソンに参加してきました。私にとってアメリカでの初の大会です。今年初めDCに住む友達からの誘いでエントリーしました。コロナ前まで5kからウルトラマラソンまで月2のペースで大会に参加していたのですが、この頃怠けていて全然走っていなかった私。重たい腰を上げるいい機会となりました。
シャムロックマラソンはセントパトリックデーをテーマにし、今年で50回目を迎える大会です。セントパトリックデーはアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックを祭る日です。
アイルランド系移民により、この文化がアメリカ全土に広められ、各地で緑一色の様々なイベントが開催されています。この大会の目玉は何と言ってもビールです。Yuenglingビールがスポンサーなのでフィニッシュラインでビールが飲めるという素敵なサービスが待っています。PINTのビールが4杯です!!モチベーション上がりますね!
ゼッケンを受け取りに行った前日はビーチ沿いの風が強く砂嵐で大変なことになっていたのですが、当日はかなり穏やかで一安心。沿道からは終始地元の皆さんが「You are NOT almost there!」「 I don’t even like driving 26.2」など面白いサインを掲げて応援してくれました。その中でも私が好きだったのは「Toenails are for losers」というサインです。沢山走ると足の爪が黒くなったり、はがれたりするのです。怠けている私の足の爪は健康なので、妙に納得しながら走りました。なんと沿道でもビールを配っていることたことにビックリしつつ、終始フラットなコースを満喫してきました。
フィニッシュラインを超えると、完走メダル、派手な緑の帽子、派手な緑のブランケット、派手なオレンジのバックパック(なぜ緑ではないのか謎)、バナナ、クッキー、プロテインバーなど次々と手渡され、その先には仮設ライブとビールのテントが待っていました。運営も手際よく、とてもいい大会でした。
久しぶりにハーフを走り、私にとって「ランニングとは」とは何かを考えました。友達作りの場であったり、観健康維持の為でもありますが、一番は自分の最大限の追及だと思います。走り始めた当初、どこまで長くはしれるか、どこまで継続できるか、どこまでプッシュできるかにフォーカスしていたことを思い出しました。この気持ちを取り戻し、これからも走りたいと思いました。
そしてマラソンを通じて日本各地を訪れ、観光を楽んだように、今後アメリカでも行ったことのない州での大会に参加してみようと思います。
セインズ