2007-08-27
皆さん、こんにちは。
NYの奥村です。
さて8月も半ばが過ぎましたね。アメリカでは、この時期になると新学期が始まります。つい最近まで大学に行っていた私。そっか、今年は学校に戻らなくていいんだ、と思うと少し寂しい気がします。(いや、結構さびしいかも。。)
気づけば携帯を片手に大学にいる友達に電話していました(笑)。あれやこれやと質問をし、たわいも無い話で盛り上がる私たち。いやいや。笑ってばかりの私達ではありません。将来や就職についてなど真剣な話もしました。さて、唐突ですが、今回はその会話に出てきた「OPT」について話そうと思います。
前置きが大変長くなってしまいましたが、ここからは真剣に!実際の自分の体験談を含め、アメリカで働く事の第一歩であるOPT取得についてお話をさせて頂きますので、ご興味を持って頂ければ嬉しいです。(特に学生の皆様!)
まずアメリカで合法的に働く為には、必ず労働許可書(Working Visa)が必要となります。その為にアメリカにいる留学生が最初にできること、それがOPTの取得です。OPTとは、Optional Practical Training の略で、このOPTカードを持っていれば、アメリカの大学・大学院の在学中もしくは卒業後(語学学校を除く)、移民局からの許可で1年間合法的にアメリカ国内で働くことができます。
それでは、そのOPT を取得する際の簡単なステップと重要ポイントを説明します。
1. 在学中にOPTについて情報収集をする。
まず、何事にも下調べが肝心。アメリカで働けるかどうかの第一歩ですので、正確な情報を知っておくことが大事です。
* 私の場合、友達からの口コミだけに頼ってしまい、間違った情報も。。。
2. すぐに自分の学校のInternational Advisor/Counselorに相談する。OPTの説明会に参加する。
* 私の大学のアドバイザーは新任の方だったのですごく心配でした。そういう意味で、情報収集って大事だなと痛感しました。
3. OPT取得に必要なことを確認する。
* 自分の大学のプログラム終了日の確認。
* いつから申請を始めれば良いか。(プログラム90日前から申請可能。)
* 申請後から取得までは約、2、3ヶ月かかるという事を知っておく。
4. 必要書類を揃える。
5. 申請する。
このようにきちんと重要なポイントをおさえて申請をすれば、OPTは誰でも取得する事ができます。ところが、やはりトラブルもつきものです。私の知り合いには、書類不十分でOPTカードが手元に届かなかったり、再度申請をしなければならなかったり、カード紛失などと色々なトラブルにあってる人がいます。私も実際にOPT申請を体験してみて、やはり前もって情報収集と準備をきちんとすることが大切だと思いました。