NYに来てはや4年。この4年間、一体何をしていたんだ?というくらい、NYから外へ出ていない私は、この夏無性に、「とにかくNYからGetawayしたい!」
ということで、遅ればせながらLabor Day weekendにバミューダへプチ逃避行して参りました。友人が運良く、インターネット上のPromotionパッケージを見つけてくれ、バミューダ3泊4日、リゾートホテル宿泊に、アメリカン航空のダイレクトフライト込みで600㌦という、私の財布にも非常にマッチした内容で、思う存分に楽しんで参りました。
出発は日曜朝7時半JFK発のアメリカン。今まで散々アメリカ国内線にはいい思い出のない私は、「どうせまた遅れるんでしょ~。」ぐらいに思っていたのが何と今回はOn Time。(まぁ、めずらしい。。)しかも飛行機の中は半分くらいしか埋まっておらず、友人と悠々と座りながら、地球の歩き方などを読んでお勉強。何せ、バミューダはNYからたった2時間のフライトで到着するので、あっと言う間です。地球の歩き方を2回ほど読んだところで、間もなく着陸のアナウンス。着陸の際、空から見る海の色を見ただけで、もう心は完璧に、「NYよ、さようなら~」です。もう本当にきれいな海、海、海!!飛行機のタラップをおりると、少し蒸し暑い感じがしましたが、それよりも何よりもまだまだ暑い日ざし。予期していたとは言え、きつい日差しにいきなり肌がちりちり。(あ~、日焼けが。。。)ただ、バミューダはよくカリブと間違われるのですが、珊瑚礁が見られる最北端の島とは言え、カリビアンではないんですね。実はこれもバミューダへ行くまで知らなかった意外な発見でした。
ホテルからのお迎えバスに乗り約40分。とは言っても高速も何もない島の中の周遊道路(?)のような海沿いの道をひたすら走るのですが、景色は素晴らしい。青い空に青い海、これぞ求めていたGetaway !ホテルにつくなり水着に着替え、まずはホテルのプライベートビーチへ。やしの木を模したようなパラソルが並んで、まさにリゾートのビーチって感じでしょうか。でも実はそのすぐ隣にある、ローカルの人たちが集まるHorseshoe Beachというビーチがありまして、ここがもう最高!このHorseshoe Beachはまさに「ピンクサンド」。海の青もキレイですが、このピンクサンドが本当に美しい。でも実はこのピンクサンド、砂そのものの色は真っ白なんです。実は非常に細かい珊瑚の粒子がその白い砂に混ざっているために、遠くから見るとピンクに見えるんですね。実際に少し砂を手に取って見ると、白い砂に赤い珊瑚の粒子が混ざっているのが良く分かります。そしてこのピンクサンドが波に洗われて濡れた表面に映る青い空や、夕暮れ時のオレンジ色のサンセットの美しいこと!もう到着の日からこのビーチに恋に落ちてしまった私は、友人と離れる時間さえあれば、一人でここに来て、寝転がったり散歩をしたり。
もちろんバミューダにはビーチ以外にも楽しめる観光地もあって、今回はCrystal Caveという有名な鍾乳洞と昔の要塞の名残のあるDockyardなどへも足を伸ばしました。また、もしゴルフの出来る人であれば、カリブではないので四季のあるバミューダでは、ちょうどNYが冬の時期でも少し寒いくらいでゴルフを楽しめるんだそうです。ローカルのバスが常に走っているので、島のほぼ端から端までゆられて観光したのですが、まだまだ未開発なのどかな雰囲気があり、とてもリラックス出来ました。行ったことのある人でないと分かりませんが、規模と雰囲気はちょうど沖縄の離島の島々に似てるかも知れないですね。島の人もみな礼儀正しく親切で紳士的なのは、やはり「イギリス領」だからでしょうか?派手に華やかに遊ぶところは恐らくそんなにないと思うので、そういった事を求めて旅行すると物足りなく感じるかも知れませんが、何もせず本当にゆったりとした時間を楽しみたいなら、本当にお勧めです。英語が公式言語で、1アメリカ㌦がそのまま、1バミューダ㌦として使えるのも楽チンです。
恐らく今後、何度も遊びに行くことになりそうな気配のバミューダ。教えたくないけど、お勧めです。
コンサルタント(NY):高橋