2022-10-05
オハイオのウォーリッジです。
ここオハイオは、青々と生い茂っていた樹々達もすっかり色付き、気温も一気に下がり始め、本格的に秋模様です。
秋になると「○○の秋」と、結びつく言葉は沢山ありますが、食への執着心だけは誰にも負けないと自負しておりますので(?)今回は食欲の秋ということで、食べ物について書きたいと思います。
突然ですが、私が渡米して一番上手につくれるようになったもの、そればずばり、”すし” です。お分かりかもしれませんが、お寿司ではなく、おSushi。。。
日本にいた頃は一度も作ったことが無かったのですが、渡米してからは、事あるごとに”おSushi”のリクエストが寄せられるようになり、半ば強制的に技術を習得したというのが経緯です。日本人だから作れると思っている方や、日本人は寿司を毎日食べているというのを信じている方も沢山おられ、驚きを隠せませんでした。
初めの頃は、おSushiをリクエストされることも、おSushiを食べることも断固拒否。これはお寿司ではなく、アメリカナイズされた全く別物の食べ物だと謎の意地を張り、頑なに受け入れようとしませんでした。
天ぷらがロールされていたり、ウナギのネタすらメニューに無いにもかかわらずウナギソースがやたらかかっていたり、日本では見たことのない全く別のSushi世界が広がっている現状、これが自分の国の食文化だと思われているのがとても許せませんでした。気付けばもう3年目、いつの間にか自分でも色々アレンジしながら、どの食材が一番人気なのか反応を楽しむようにまでなりました。
日本に帰国した際はもちろんお寿司、こちらではおSushi、今ではどちらも大好物です。ちなみに、私の独自の調査ですが人気のおSushiネタは 唐揚げ、天ぷら、カニ蒲鉾です。紫蘇チューブを隠し味で入れると、とても喜ばれます!
皆様はおすすめのおSushiネタや、アメリカで作れるようになったお料理はありますでしょうか?
ウォーリッジ