2007-10-23
ある土曜日の朝、寝ぼけ眼でバスルームに行き、顔を洗って出てくると、ルームメートが怪訝な顔をして寄ってきた。
「どうしよう、、、なんかね、、、何かがいるみたい。。。」
ん?何かって、何???
「気のせいかなあ。。。でもね、キッチンで何かが動いて、、、」
その時、小さな『何か』が視界を横切った。
そして、、、
ご対面!!!
目が合ったその生き物は、、、
NYでそこかしこにいらっしゃる、あれ、です。
ねずみさん!
小さいながらすばしっこく、なかなか仕留められないもどかしさ。
とにかくキッチンに追い詰め、バリケードを作り(あまり意味はないと思うけど)、我々の葛藤の?日々が始まった。
まず、どこから来たのか?を探るべく、隙間と穴を探した。玄関ドア下の隙間にはテープを貼った。
また、ねずみ退治の毒入りフードや、怪しいねずみ取りも買った。
毎朝、毎晩、ねずみ取りに引っかかっていないかチェックしたが、やつはあれから一度も姿を現さない。
Exterminatorに電話して駆除を頼んだが、予約した日になかなか来てくれない(さすがアメリカ?!)。
2週間経ったある日、ルームメートの叫び声がバスルームから響いた。
「あった!!!!!!」
バスルーム備え付けの棚の奥に、かじられてぽっかり開いた穴が!
ここからやつはやってきたのね!!
あんなに小さいのに、どうやってこんなにもかじったのか。。。
とにかく我々は絶妙な連携プレーで簡易的に穴をふさいだ。2日後にアパートのSuperが穴をふさいでくれ、Exterminatorは5度目の正直でその数日後にやっと来てくれた。
毒入り袋詰めをキッチン奥などに放り投げ、今日粘着のシートをキッチンやバスルームの角に置いていった。
「このシートは強力だから、ここに落ちたら動けなくなるのさ。キーキー泣き声がしたらひっかかった証拠だから、そのままゴミ箱に捨ててね。あ、もう一枚のシートでサンドイッチにすれば、大丈夫さ!」
キーキーって、、、、、
ゴミ箱って、、、、、
幸い、その後ねずみには遭遇していない。
このままこの事件は終わってくれていればと、切に願っているのだが。。。
NY 宮原