2008-06-30
皆さん、こんにちは。アクタスの奥村です。
私が最近読んだ本の中にこんな一文がありました。
「感じたことを自分の言葉にするっていうのはすごく難しいんだよ。みんな色んなことを感じるけど、それを正確に言葉にできる人はあまりいない。」
確かにそうだ!
主人公が発した何気ない一言。でもそんな一言が私の頭にずっと残っています。何度もこの一文を読み返してしまいました。
面と向かって話ができれば、言葉が足らなくとも「笑顔」でいれば少なからず気持ちは伝わります。でも電話やメールだとどうでしょう。私は自分の思っている事をお腹の中にためるタイプなのですが、すぐに顔に感情が出てしまいます。それもそれで楽なのですが(笑)
毎日色々な人と話をしながら、もっと自分の思っている事がうまく伝えられたらいいのに‥とこの仕事を始めて考えるようになりました。
言葉はコミュニケーションのツールにしか過ぎない、と私の大学時代の教授が言っていのをふと思い出しました。あくまでもツールであって、大切なのはどの言葉を選ぶのかとその言葉の意味なのだと。小さい頃は響きや言い回しがカッコイイと思い、それだけの理由で意味も考えずに口から出していた英語。今振り返ってみて日本語に訳してみると、とんでもなく恥ずかしい事を口にしていたのでは、と思う事もしばしば。英語だけでは無く日本語も他の言語でも、言葉の持つ意味が一番大切なんだと思います。
そんな事を考えながらこうやってブログを書いている今も、言葉を選びながら何度も文字を打っては「 Delete」キーを押して、を繰り返している私がいます。言葉って難しいですね。でも他人と分かり合う為には大事な事です。
私ももっと日々の生活の中で感じた事を素直に言葉で表現できるように心がけようと思っている今日この頃です。
アクタス
奥村真知子