2008-09-02
皆様如何お過ごしでしょうか。NYオフィスの木村です。
いやー9月ですね。9月!?
残す所今年もあと4ヶ月になってしまいました…。
特に今夏は北京オリンピックもあり、熱狂・興奮している間に夏が過ぎ去ってしまったような印象です。
個人的に毎年「夏の終わり」を知らせてくれるイベントと捉えているのが、現在NYで行われているUS OPENテニス。テニス4大大会(オーストラリア、フランス、イギリス、アメリカ)のトリを務める大会でもあるので、夏の終わりと同時にメジャーなテニストーナメントの一年の締め括りという意味合いも持っています。
決勝は今週末に行われる予定ですが、前半が終わった現時点での「大会を彩ったプレイヤー」の一人といえば、間違いなく錦織圭選手ですね。にしこり、と読むらしいです。現在世界ランキング99位ですが、今大会ではなんと同4位のフェレール選手に勝ってしまいました。彼の一番の武器はフォアショット。正確無比、力強く、そして美しい。このフェレール選手を倒した熱戦は私も家で観ていましたが、一発で虜に。そしてそれは実際にスタジアムの観客も同様だったのか、最終セットは異様な盛り上がりでした。事実、試合後のスポットの浴び様は凄まじく、勝った瞬間のガッツポーズは何度も放送され、US OPENのWebsiteでも彼の写真はアップされています。惜しくも次戦では敗れてしまいましたが、今後要注目です。
さてこのUS OPENには(個人的に)残念な面も有ります。私はこの大会を非常に楽しみにしており、1昨年前までは毎年スタジアムまで足を運んでいました。しかし去年、今年とチケットが取れません。テニス人気が非常に高まっているんですね。まあそれならそれはしょうがない、とも言えます。ビジネスにおける需給のバランスの法則に則ってる訳です。しかし。テレビに映る観客席は結構空席が目立つんです。結構な人気選手が出ていてもです。チケット持っていても観に行けない方がいるのなら、何とかそのチケットが市場に出回る手は無いものでしょうか。実際、US OPENのチケット販売を管理しているTicketmasterでは"Ticket Exchange"というシステムも運営しているのですが、正直満足出来るレベルには達していないと思ってます。
「俺にその席くれー」と悶々としながらTV観戦していて、ふと現在の石油価格高騰と同じシステムか、と頭は別の方向に。
話に収拾がつかなくなる前に止めておきます。