2008-11-19
皆さん、こんにちは。NYの奥村です。
もうすぐ12月。NYでは、街の至るところにキラキラと光るイルミネーション、アクタスが入っているビルのロビーにも色鮮やかな装飾やツリーが飾られ始め、冬の訪れと共にクリスマスもすぐそこ、と少し早いかもしれませんが、何だかワクワクしてもうホリデー気分です。
さて、そんな冬の訪れを喜んでいる反面、この季節になるときまって私を悩ませるヤツもやってきます。そう、それは私がこの世で苦手な、、、極寒!
小さい頃から寒いのが本当に苦手で、冬になると性格が変わるんじゃないか、悪のオーラが出てきているのでは、といつも思うほど、本当に寒さに弱いのです。思い返せば、幼い頃、「ヒーターの前」というベストポジションに誰が座るかで頻繁に兄弟げんかをしました。そして、決まって勝つのは長女の私。寒さの中では自己中心的になる私。何だか今もそれは変わらないような。。。
そんな寒さが大の苦手の私のアパートは今大変な事になっています。そう、外は氷点下なのにヒーターがついていないのです。上司から教えて貰って分かったのですが、ニューヨークでは、13度(?)以下になったら各アパートの大家はヒーターを入れることが法律で義務付けられているそうです。そしてヒーターは通常家賃に既に含まれているので、この時期になると自動的にオーナーの人がヒーターを付けてくれるはず、なのですが。。。寒さの中数日耐えてみたものの、やはり我慢の限界です。法律で決まっていると聞いたからには、これは大家さんに連絡だとすぐに電話をしたところ、大家さんがくれたアドバイスは。「窓を全部閉めましょう。少しでも隙間があいていると冷たい空気が入ってきてそれで部屋が寒いんだよ。」へぇ~、そうかぁ、では無く、えええ!それはそうだけれども、と少し疑問に思いながらも、まずは大家さんのアドバイスを聞くことに。ルームメイトと一緒に全ての窓をきちんと閉めました。そして一晩が立ち、翌朝。またもや極寒。これはおかしいと思い、その夜再び大家さんに電話をしたら、今度は実際に部屋まで見に来てくれました。そして大家さんが取った行動は、何と再び窓の隙間確認。夜の11時過ぎに全ての窓を開けては閉めを繰り替えし、結果、大家さんもこれは窓のせいじゃないという結論に。ヒーターが壊れてないか確認をしてくれるとの事。ありがとう、と大家さんにお礼を言って見送りをしていたときに、大家さんが去り際に一言、「とりあえず今夜は特別寒いから4時間程ヒーターをつけるね」と言って去っていきました。頭の中にクエスチョンマーク(?)がたくさん。。。
その夜は40分ぐらいヒーターがついていた気がします。短い間天国でした。
やれやれ、我が家にヒーターがつくのはいつになることやら。
お母さん、毛糸の靴下とホッカイロ送ってくれててありがとう(涙)
とりあえず、もう数日間頑張ります!
寒くなってきましたので、皆さんも風邪を引かないよう、くれぐれもお気をつけ下さい。
アクタス
奥村真知子