海にも山にも近いロサンゼルス。サーフィンするならビーチまでは20分。スノボをするなら山まで1時間。過ごしやすい気候に加え、さまざまなアクティビティーへのアクセスがしやすい!これが、生活の地として人気を誇るロサンゼルスの魅力なのでしょう。
海や山だけではありません。ロサンゼルスの沖から船でおよそ1時間。40km沖には、人々が日々の喧騒から逃れ癒しを求めて訪れる、サンタカタリナ島という島が存在します。のんびりと休日を過ごしたいという人々が、週末に気軽に訪れることが出来るリゾート地。手付かずの自然が多く残るこの地へのアクセスは船、ヘリ、飛行機でしょうか。
船での遊覧観光が一番ポピュラーな手段ではありますが、なんと先日、ある友人から思いがけない贈り物を頂いてしまいました。なんとプライベート機での日帰り観光!友人のお仲間はなんとパイロットさん。なんと4人乗りの飛行機で島まで連れてって下さるというのです。
実は高所恐怖症の私達夫婦。やや緊張しながら空港へ向かい、飛行機を見た時にはびっくり。「こ・こ・これに身を預けるんでしょうか・・・?」というくらい小さいプロペラ機。車を飛行機に横付けし、「はい、じゃー乗って下さい」ってな段取り。後ろの席に座りシートベルトを着用。では出発、と軽いノリで滑走路へ。一気に走り出し、あっというまにふわりとお空へ。ぎぇ~~~と思いきや高さはあまり感じず。いたずらな操縦で急降下なんかもして頂き焦りながら島到着までは20分程(早)。
Airport in the Sky と呼ばれる空港に到着。同じカリフォルニア??という世界が広がっています。海の青さはもちろん、緑や花も色鮮やかで空気が澄んでいることが良くわかります。街に出るまでは空港からのシャトルで30分程。これは山を下ることになるのですが、なんとまぁーいろは坂もびっくりのくねくね山道。ドライバーさんとすれ違う車を運転するドライバーさんはこれまたみんなお知り合い(笑)
大自然の中、バッファローを発見。以前映画撮影のために連れてこられたのが繁殖したらしいです。でかい。重そう。微動だにせず。肝が据わっております。
街に入ってくるとまず気になるのはゴルフカートの存在。ゴルフ場がいっぱいあるわけではありません。島の住人が島内の移動手段として使用しているのがゴルフカートなのです!なるほど。どの家の駐車場にもゴルフカートが。好きに改造してイケてるカートもたくさんあるんですよ。ガソリン車があまりいないのでとってもエコ。空気が綺麗なわけです。
さ~自由時間となりました。何をしようかなーって・・・やることが無い!そうです。この島は何をしに来るわけでもなく、リラックスする為に来るのです!観光客向けのバスツアーや、潜水艦ツアーなど、いろいろ用意はされていますが、まぁまぁお値段もするので、私達はとにかくのんびり街を歩いたりレンタルゴルフカートをぶっ飛ばして、丘の上から海を眺めたりしました。人生で初めてゴルフカートを運転。意外と難しい・・・。
透き通った海、大自然、こんな環境の中、何もすることが無いという幸せ。たまには良いかもしれません。地元のレストランで朝食を食べ午後は海辺でお昼寝。こんな時間の使い方をしたのは考えてみたら小学生以来かも!
癒されたい方、時間を忘れたい方、カタリナ等への日帰りエクスカーションはお勧めです。
(松本)