2009-02-16
先日、車を運転していてふと思ったことがありました。
ガソリンのメーターのランプが付いたのに気づき、
そろそろガソリンを入れに行かなくちゃまずいなあ・・
と思い、財布にいくら入っていたっけな?と
財布の中身を確認しようとバッグに手を伸ばした時でした。
「自分に必要なものは全て与えられてるのかもしれない・・・」
ふと、そんな言葉が頭に浮かんだのです。
LAで生活していくには不可欠な車を、こうして持つことが出来ている。
仕事を始めるまで、一度も車を持ったことがなく、
バスや電車を駆使していた私にとっては、
車を持てるということは本当に素晴らしいことです。
そして、お金がない、お金がない、と言いながら、
その車に入れるガソリン代も、なんだかんだで出せていて、
ガソリンがないからといって、車が走らなかったことは
一度もないわけです。
そう考えたら、次から次へと自分に与えられている物を
あげることができます。
お金がないから、ショッピングなんて絶対行けないよね~、
なんて友人と話していたばかりですが、
新しい洋服や靴を買わなくても、十分にクローゼットの中に
着られる洋服は入っているものです。
なんだかんだで、飢え死にするなんてことはないし、
もちろん携帯もパソコンも、i-podまで持っています。
私は、こういう話の延長で、貧しい国の子供達は・・・
という話をするのはあまり好きではありません。
なので、そういう比較をするつもりはありませんが、
それにしても、自分にはあまりにも与えられすぎているほど、
与えられているということに、ふと気づいたわけです。
私の中で、この「気づき」はここ最近の中で
一番インパクトのあるものでした。
もちろん、お金があればショッピングに行きたいとも思うし、
お財布を気にせずカフェやレストランに行きたいとも思います。
旅行にも行きたいし、値段を気にせず贈り物もしたい・・・。
そんな欲求はいくらでも出てきます。
でも、ふと自分に必要なものが全て与えられている
ということに気づいて、それに感謝できた時、
今まで頭の中を制していた、「できない、できない」という
不満が消えていくのを感じました。
私はコレステロールが高めなので、定期的に血液検査に行っています。
先日も、また少し値が上がってしまったので、
油物や卵類の多いケーキなどの洋菓子には注意ですよ、なんて
言われました。一日30分以上歩くことを心がけて下さいね、とも。
贅沢な悩みですね。
(武井)