2009-03-05
皆様如何お過ごしでしょうか。NYオフィスの木村です。
私が最後にジョブログに書いたのは新年明けて間も無い1月5日。
今や世の中は3月に突入です。17日はアイルランド系移民によるSt. Patrick’s Dayですが、街中に響き渡るバグパイプの調べが聞こえてくると「春までもうちょっとかな」などと感じる事になるのでしょう。
とはいえニューヨークの気候はまだまだ春には程遠い晩冬な模様。
経済に至っては、完全に真冬、しかも一寸先が全く見えない猛吹雪といった有様です。
そんな状況だからこそ、個人個人で好きな事を思い切り楽しんで自分自身へのプレッシャーをはねのける事が出来たら素敵だな、と近頃良く考えます。
私にとってのストレス発散方法の一つが「料理」。
アメリカで一人暮らしを始めるまでキッチンに立つ、包丁を握るという行為に全く縁が無かった私ですが、異国の地で自らの健康を保つには自炊は避けて通れない選択肢でした。とは言っても悲壮な決意で渋々料理を始めたなんていうわけでもなくて、学校の帰り道に何を作るか考えるのが日課となるのにそう時間はかからず。それに自炊のもう一つの動機は、外食で気に入った料理を自分の好きな分だけしかも安価に作れたらさぞかし素晴らしいだろう、なんてものでした。下手したらこっちの動機の方が強いかもしれません。
今でこそ妻が日々の食事を用意してくれていますが、イタリアン全般と炒め物と週末の食事は喜びとプライドで以って現在も私が担当しています。食べる事が何よりも好きな私にとって自分たちの食べるものを作るのは理屈無しで楽しく、そして外食よりもお金がかからず、結果的に家族内のコミュニケーションが円滑になるというおまけまで付いてきます。家族との絆をより強めたいと思っている方、家族で餃子作りなんて如何ですか?かなり盛り上がること保証します。
ちなみに料理(に限らず何かを作るときは常にですが)には「後片付け」がセットでもれなくついてきます。
こちらに関しては私はまだ見習い中です。