2009-03-30
ハワイに行きたいなぁ。
頭痛がするたびに、
仕事のしすぎ(???)で疲れきっているとき、
なんだかどこかに行きたいなぁ、と思うとき、
ハワイをよく思います。
なんとなくそうすると幸せな気持になります。
近々ハワイに旅行をする予定はありません、残念ながら。
ハワイには2度行ったことがあります。
最初は、もう随分随分昔のこと。
仕事で2日ほど立ち寄った次第。
その頃海外旅行は人並みの3分の1くらには経験したことがありましたが、
自分でハワイに行こうなんて、
「そんなみんなと同じことするなんてカッコ悪い」
と多少ねじりの入った私の性格でそんな風に考えていたので
仕事でもなければハワイには一生行ってなかったかもしれません。
でも、ハワイは行ってみて、納得。
みんながハワイを好きなわけがとてもよくわかりました。
文句なく、幸せなところですね。
海がきれいで自然が豊かで、という場所はたくさんあると思います。
その後、私はカリブの島にも2つほど訪れ、
楽しい思いもしましたが、
ハワイに行きたいなぁ、って思うほどの、
その島々を思う気持がありません。
では、何が違うのでしょうか。
昨日、テレビを見ていたら、
マウイ島のカウボーイが島について語っていました。
よく熟れたパパイヤを慣れた手つきでナイフで切って差出し、
島には天然のフルーツの木があちらこちらでたわわに実をつけていて、
この島で飢えることを心配することがあるとすると
その人はそれだけの天罰を与えられるにふさわしいことをしたに違いない、
deserve to beってことだってことです。
聞いた話ですが、食べ物に困らない環境で生活する民族は
概ね気持がおおらかでせかせかしていないのだそうです。
北国で食べ物を手に入れるのに必至にならなければならない民族は
攻撃的な性格だとか。
本当かどうかはわかりませんが、
なんだかとってもうなずける感じがしませんか?
生きることと食べることはイコールと同じくらいの
相関性がありますよね。
基本的に生きる環境に恵まれていると
あせる必要も人を羨んだりねたんだりする必要もなく
優しい気持になれるのかもしれません。
2度目にハワイに旅行に行った時も
やっぱりハワイはいいなぁ、と思いました。
きっと、ハワイの人たちのそういうおおらかな気持が
心にしみるのでしょうか。
ハワイには命の源があるのかも。
海(塩と水)、太陽、そして食べ物。
地上の楽園です。少なくとも旅行者にとっては。
地上の楽園を思ってタヒチに移住し、
原住民と共に生活をしたゴーギャンは
結局そこに自分が出てきた下界の下世話性が存在することに落胆して
結局は地上の楽園を見つけ出さなかったようですけれど、
でも、好き勝手なことをして、
好き勝手な想像をして、
好き勝手な愛想をつかれたのでは
タヒチの人も迷惑ってものだと思います。
ハワイに行きたいなぁ。
でも、当分無理そうですから、
すくなくとも食べ物だけはたくさんまわりにおいて、
おおらかな気持で仕事をしようと思っているので
私のデスクはお菓子でいっぱいです?!(言い訳。。。)
((大矢))