2009-04-06
先週末は、友人の誕生日でした。
他の友人とサプライズでケーキやお花を用意し、
クラッカーでお出迎え。
楽しい時間を過ごしました。
その時に撮った写真を、集まった友人達に送ろうと
Eメールを書いていた時に、ふと思ったことがありました。
それは、その友人の誕生日を一緒に祝えたことは
決して「当たり前」ではないんだな、ということです。
彼は、誕生日の数日前まで出張でNYに行っていて
帰ってきたばかりでした。NYへの出張が1週間ずれていたら
一緒に祝うことが出来なかったわけです。
そこに集まった友人にしても、本当はそのサプライズパーティーに
参加する予定だった2人が、急な仕事などで参加することが
出来ませんでした。誕生日の彼にも、もしくは私自身にも
同じことが起きていた可能性があります。
営業という仕事をしていて日々思うことは、
全ての出逢いや、起こる一つ一つの出来事が奇跡的だということです。
こんな風に書くと、なんとも大げさなように聞こえるかもしれないですが、
毎日当たり前だと思っていること、偶然だと思っていることを
ふと改めて考えてみると、決して「奇跡」という
言葉を使うことは、大げさではないことが分かります。
何度、どんな方法でコンタクトをしても、うまくアポイントが取れずに
結局会えずじまいだった人事担当の方もいました。
たまたまコンタクトをした日にOpening Positionが
出てくることもあれば、逆にちょうど「本日採用が決まりました」
と言われることもあります。
訪ねた建物に入っている、他の企業の担当の方をふと思い出して、
○○さんどうしているかな?なんて考えていると、
その方がいきなりビルから出てくる、なんてこともありました。
特にアメリカにいると引越しも多く、また日本人の友人に関しては、
ご存知のとおり、帰国することも非常に多いわけで。
その中での出逢い、そしてその内に起こる出来事というのは
さらに奇跡的だと感じることが多々あります。
それを「当たり前」「偶然」という言葉で
終わらせてしまってはもったいないなあと
この仕事を通して何度も考えることがありました。
今日勤務中に掛かってきた電話に出たことは、偶然ですか?
今日会う予定の友達に会えることは、当たり前のことですか?
今日ふと頭に浮かんだ人、その人のことを考えたのは偶然ですか?
このJoblogを、今、このタイミングでこうして書いていられることは
決して「当たり前」でも「偶然」でもなく、一つの小さな奇跡
なのかもしれないなあ・・と私も今思いながら書いています。
(武井)