2009-12-21
よく「君は笑いのツボが浅いね。」という言葉を聞く。
私自身はどちらかというと笑いのツボは深い方である。
要するにダジャレやつまらないギャグには反応しない
ということである。
この笑いのツボの深さ、浅さというのは遺伝的な要因が
多々あるとは思うが、人間生まれた時はそんなに変わら
ないのではないかと思う。そしてそれと同じように
感動のツボというのも存在しているはずである。
色々な経験を重ねることによって、色々なジャンルに
対するその人の好みが決まってくる。
これは本物、これは偽物なる感覚がついてくる。
それと同時に感動のツボもどんどん深まっていく。
子供は、小さなことでもすぐ感動する。
何でもない森を見て、「きれいだね~。」と感動する。
大人は、「そうだね。でももっとすごいきれいな森を知ってるよ。」
となる。どちらが幸せなのか。
LEGOでボートを作れば、「かっこいいでしょう~。」と感動する。
大人は、「かっこいいね~。でももっとすごいのを見たことがある。」
となる。どちらが幸せなのか。どちらが想像力を使っているのか。
子供の1日は大人の1日より長いという話を聞いたことがある。
経験の少ない子供にとって、普通の1日が大人のそれよりより
刺激的なためだろう。
同じ24時間、長く感じられるほうがいいに決まっている。
感動のツボを浅くして、1日をもっと長くしていこう。
そっちのほうが人生感動が多く、面白いに決まっている。
あっ、でも怒りのツボは奥深くね。
できれば無いほうがいい。怒りは何も生まないから....。
鈴木