皆さん、こんにちは。
アクタスの奥村です。
先日マンハッタンのとあるオフィスビルの一階で、可愛らしい小人に出会いました。ビルに入ってすぐ、ロビーのど真ん中に彼らはいたのです。ブロンズ像の小人。そう、彫刻家、Tom Otternessさんの作品です。
あ!マンハッタンで見かけたことある!という方が多いのではないでしょうか.パブリックアートで有名なTomさんの作品はNYCの至る所に出没します。
例えば一番有名なのは、14th Street and 8th Avenueの地下鉄の駅のプラットフォーム。彼のウェブサイトを見てみると、タイムズスクエアー、ブルックリン、ブロンクス、ルーズベルトアイランド、公園、そして何と川の中にまで。NYCに留まらず、他州、そして海外にも彼の作品は進出しているようです。あと、ウィキペディアによると、彼は初めてサンクスギビングデイのメイシーズのパレードで風船の人形を作った人だそうです。彼の作品はファンタジーで、愛嬌があって親しみが持て、何気ない日常でも、ふと足を止めたくなる、そんな魅力的な作品だと思います。オフィス、地下鉄といった毎日の往復が嫌な場所でも、可愛らしい小人を見ると、何だか心が落ち着くような気がします。
NYには至る所にパブリックアートがあります。日本人アーティストの作品もあります。
こうやって身近にアートを感じる事ができ、アートが生活の一部になっているって素敵です。そして、そんな素晴らしいアーティストの方々と出会えるチャンスがあるNYは改めて素敵な場所だなぁ、と思いました。
ちなみに、私の知り合いは、いつも泳いでいるプールで日本人アーティストと出会い、今では一緒にご飯を食べたりする仲に。そしてそのアーティストの方は、私の地元、小さい頃からいつもキャンプにいっていた場所にご自身の美術館を持っていらっしゃたのです。驚きです。
そういう出会いのチャンスがあるNYにいるんだから、引きこもってないでもっと外に出ないと!私の今年の目標です。
アクタス
奥村真知子