2010-08-09
皆さん、こんにちは。
アクタスの奥村です。
先日「九州もんの会」に初めて参加しました。
九州にゆかりのある人であれば誰でも気軽に参加できる会で、それこそ、幼少期にを九州で過ごした、両親が九州出身だ、というだけでも大歓迎というオープンな会だそうです。ニューヨークには、「ばってん会」という1997年に発足した、会員数も多く有名な九州県人会があります。そことはまた別に、もっとこじんまりと気軽に集まっているのが九州もんの会のようです。
なぜでしょう。年齢も出身も違うのに、「九州」という繋がりだけでこんなにも早く馴染めるなんて。初参加でしたが到着してすぐに皆さんと打ち解けた気がします。初対面の人とのコミュニケーションで大切なのは、相手との共通の話題を探すことだとよく言いますよね。誰でもそうだと思いますが、自分の知っている事が話題になると楽しいはず。こういった会は、お互いの共通点をゼロから探る前に、共通の話題が最初から提供されているから、距離感が縮まるスピードが早いのでしょうか。仲間意識、身内意識でしょうか。それとも、何千年も日本人が培ってきた「村社会」の意識が残っているからでしょうか。何だか色々と考えてしまいましたが、九州という島からはるばるニューヨークに出てきて頑張っている人々と出会い、そしてその出会いが、お互いの支えや助けになるって素敵だと思います。インターネットがあれば人と会話をしなくても生きていけて、「個性」「個人」という言葉がもてはやされている現代ですが、昔からある村意識や助け合いの精神は忘れてはいけないと思いますし、それに飢えているからこそ、こういった会が発足したり、日本では、山村留学が流行ったり、最近本屋さんで見た、村の生活を描いた小説が売れたてたりするのではないでしょうか。
九州もんの中には、自分の故郷を熱く語る人もいました。私もそんな風に熱く語り、そして地元に恩返しができるように何かをしたいと思わせてくれる機会でもありました。充実した一夜だったと思います。最後まで不思議だったのは、なぜか最後まで全員標準語だったところです(笑)
話は変わりますが、何気なくインターネットで九州と検索すると、出身地域別女性・男性の性格という面白いものが見つかりました。本当かどうかはさておき、福岡の男性には、酒、祭り、おしゃべりが大好きな目立ちたがりで、楽天的な人が多いそうです。うちの父にぴったり当てはまる気が。。。
皆さんも同郷の人たちとの繋がりを大切に!
アクタス
奥村真知子