2010-09-21
NYはすっかり秋らしくなって、もう朝夕肌寒いくらいですね。
夏生まれの私は暑がりですが、秋っぽくなると何故か途端に悲しくなってしまいます。
初秋といえば毎年NYはファッションウィークで大盛り上がりします。
ファッションに関しては全く知識のない私ですが、この時期になると毎日各メディアにアップされる数々のランウェイショーの写真をうっとりと眺めるのが密かな楽しみです。
私が今年特にビビビときたのが、「Jason Wu」というデザイナーです。彼は台湾人のデザイナーで、2006年にデビューしたばかりの新鋭ですが、Vogueの賞を受賞したり、大統領就任式でオバマ大統領夫人が彼のデザインした白いドレスを着たことによってますます注目されるようになりました。
彼の今回のコレクションは素材の質感といい、デザインといい、本当に美しく全て欲しい!(でもモデルが着ているから美しさが増しているのであって自分が着たら「あれ?」なんてことも大いにありえますね)。 彼のコレクションを含め、すべてのショウは↓で見られます。
http://www.style.com/fashionshows/review/S2011RTW-JASONWU/
NYはすっかり秋らしくなってきて、ショウウィンドーもすっかり秋冬物なので、春のお洋服はちょっと早いのですが、目の保養に・・・。
ちなみについ最近NY Timeにて「アジア人デザイナーの隆盛」という記事が出ていました。(原題は”Asian-Americans Climb Fashion Industry Ladder”) 確かに最近、上記のJason Wuを初め、Alexander Wang、Phillip Lim、Derek Lam、Richard Chaiなどアジア系のデザイナーの活躍が目につきます。
驚くことに、この記事によると、現在ParsonsのInternational Studentの70%、FIT全生徒数のうち23%がアジア系だということです。
デザイナーだけでなく、ラウンウェイモデルも確実にアジア人が増えてきた印象を受けます。
これらがなにを意味するのか素人の私には分かりませんが、これまでunderrepresentedだったフィールドで同じアジア人の活躍が見られるのは嬉しい限りですね。
(スタイルの差は悲しいですけど。)