2011-03-29
センシティブ、リスク、マネージメント、コンプライアンス、フォーマル、カジュアル、、、
最近カタカナ語を使う頻度が増えてきている気がしていて、つくづく気をつけないといけないなぁと思います。
でも果たしてきちんと理解して自分が納得した上で使っているのでしょうか?上記の単語を日本語で説明すると?自分でこの文章を書きながら私は無言になってしまいました。
日本のテレビ番組に週刊子供ニュースという番組がありました。(残念ながら去年の12月で番組が終了。。)ニュースや社会問題をお父さん・お母さん・3人の子供の5人家族の設定の中で、子供にも理解できるような分かりやすい言葉を使って報道・解説する番組です。初代お父さんを池上彰さんが務めたことでも有名で、17年間続いたそうです。池上彰さんの本を読んだのがきっかけでウェブサイトを見るようになったのですが、何とこれがとても面白いのです。これまで分かっていたつもり、いや、分かったふりをしていた事が非常に分かりやすく説明されています。事業仕分け、iPS 細胞、円高、などなど。さぁ、子供が理解できるように説明して下さいと言わるとどうでしょうか?池上さんは若いスタッフと番組の打ち合わせをしても、会話が成り立たず上手くコミュニケーションが取れず苦労されたそうです。理解力、そして説明力が求められます。難易度が高いですね。
登録者の方と面談をする際、特に経験豊富な方になると業界用語を使われる方がいらっしゃいます。同じ業界の人との面接でしたら相手も理解できると思います。でも全く違う業界だったらどうでしょう。コミュニケーション能力、説明力に欠けると思われマイナスになってしまう可能性があります。カタカナ語はケースバイケースで使い分ける必要がありますよね。って、またカタカナを使ってしまいました。
元総理大臣の小泉さんが極力カタカナ語を国会で使わないようにと指示したように、私も意識したいと思います。伝える力を向上させましょう!
ふと、こういう訓練を子供の頃に受けていたら面白かっただろうなぁ、と思いました。
奥村真知子