2011-05-06
武田です。
母の日が近づいています。母に日にちなんで、今回は私の母についてです。
友達がまず我が家に来てびっくりすることと言えば、私が母のことを「マコ」と名前で呼ぶことです。本名はマキコと言うのですが、略してマコです。
なぜこの呼び名になったのかと考えてもはっきりとした時期は全く思い出せないのですが、確か私が高校生の頃にはこの呼び名が定着していました。
小さい頃はもちろんスタンダードに「お母さん」と呼んでいたと言いたいところですが、小さい頃は小さい頃で変わっていました。
小学校受験をさせられた私は、その「お受験」の面接対策として、母のことを「お母さま」と言うように教えられていました。
幼稚園の頃、皆が「ママ」、「お母さん」と言うところ、「お母さま」と言うと友達にギョッッとした目で見られることが多く、そのギョッ視線に、小さいながら深く傷ついたのを今でも覚えています。
小学校に入り、お母さまなんて言うのは「キモい」ということが分かるにつれ、お母さまは薄れていきました。
しかし今更お母さんと呼ぶのも気まずく、「おかあさ・・・ン」のように語尾が曖昧になることもしばしば。そんな中台頭してきたのが「マコ」のあだ名だったのです。
最初は「なにそれやめてよ~」と言っていた母もまんざらではなさそうで、親子関係の氷河期(中学校)を過ぎ、急にまた仲良くなり出す高校生の頃には、すっかり私の友達にまで「マコ」は浸透していました。
ちなみに父の呼び名は「ロク」。これは父の幼少期の家族の間でのあだ名で、6人兄弟の末っ子だから「ロク」です。
こう振り返ってみると、母の呼び名の変遷は、山あり谷あった親子関係の状態を反映しているのかなとも思います。
そんなマコにカードはとりあえず送りましたが、プレゼントはまだ選んでもいません!焦!