2011-07-05
天気にも恵まれた今年の独立記念日、Fourth of July。
パレードやコンサート、バーベキュー、ピクニック、ベースボールそして花火と各地で様々なイベントが催され、思い思いの楽しみ方で1日を過ごされたのではないでしょうか。
国民の休日である独立記念日ですが、いつUnited Statesは独立宣言をしたかご存知ですか。
答えられなかったあなたもご安心あれ。
ニュースでも報道されていたのでご存知の方も多いと思いますが、正しく答えられたのはアメリカ人でも58%だったとか。
何処の国から独立したか。
正しく答えられたのは、24%。
1000人以上の人々を対象に行われた、Marist Pollはこのような驚くべき結果を発表しました。特に若い人たち(18歳から29歳)の正解率の低さは顕著だったようです。
それでは答えを。
United Statesは1776年7月4日に、the Kingdom of Great Britainから独立宣言をしました。
実際には、1776年7月2日に13の植民地が英国からの独立を決定し、1776年7月4日に、Thomas Jefferson (第3代アメリカ大統領)、John Adams (第2代アメリカ大統領)、Benjamin Franklin らによって、サインがされました。
ここで、トリビアをひとつ。
John AdamsとThomas Jeffersonは、独立宣言から50年後の1826年7月4日の同じ日に亡くなったそうです。偶然とはいえ不思議な一致ですね。
New York CityではMacy’sの花火が有名ですが、2009年に打ち上げ場所がEast RiverからHudson Riverに変り、Manhattan のEast side やQueensの人たちにとっては、花火が見えにくくなり、観客を当て込んだビジネスは大きな影響を受けているとの報道も耳にしました。
今年も盛大にイベントは催されましたが、のんびりした雰囲気のある日本の花火大会とは違い、数箇所から何発も打ちあがり、花火と共に演奏される各曲は愛国的でFourth of Julyを締めくくるに相応しいものでした。
ところで、豊臣秀吉が天下を取ったのはいつだったか。(語呂合わせで年号を覚えた記憶がありますが。。。)歴史の問題を答えられなかったアメリカ人の数字に驚いてばかりいられず、あわてて歴史の本を見返す必要を感じた今年のFourth of Julyでした。
H.K.