2011-10-10
以前このブログで、私の好きなものとして、三谷幸喜監督の映画を挙げたことがありました。もう一つ私が好きなもの、というより、ハマっているのは、70年代〜80年代の邦楽を聴く事です。中森明菜や松田聖子といったアイドルから、安全地帯の哀愁のあるラブバラード、深い歌詞が心に残る中島みゆき、王道尾崎豊。歌手名を挙げるときりがないですが、ザ・ピーナッツや、私と同じ名前の渡辺真知子などなど。料理をしながら、洗濯物を畳みながら、ふんふん〜♪と口ずさんでいます。いや、口ずさむと言うより、カラオケ状態です。
皆さん、最近の日本の邦楽ランキングって分かりますか??
最近たまたまランキングを見たのですが、、、だ、誰!?悲しいかな、トップ10にいる人達1人も分かりませんでした。4年も日本に帰ってないから仕方が無いよ〜と自分に言い聞かせる私。最近のアイドルがずらりと並んだランキング。試しに聴いてみると、どれも同じようなメロディーに歌詞。
流行の歌はその時代を表していると思います。ランキングのトップを飾っていた
アイドル、アニメの主題歌、K-Pop。非現実的なアイドルにすがりつく事で現実逃避をしている人達が増えてるような気がしてなりません。私が10代の頃は歌詞に共感し、励まされ、友達と口ずさんでそれが思い出となりました。ミスチルの歌詞は哲学的だと言われて、その意味を一生懸命考えた事がありました。ミスチルがカバーした中島みゆきの「糸」を聴いて、中島みゆきの普遍的なテーマを歌詞にした曲に興味を持ちました。そういえば、中学の頃の哲学の先生が、授業中に中島みゆきの時代のカセットテープを生徒に聴かせて、その意味を考える、なんて授業もありました。
もちろん、音楽の聞き方は人それぞれです。でも、歌詞の意味にもちょっと注目してみると、また違った楽しみ方ができると思います。あ、言い忘れましたが、私は最近の曲も聴いています!最近良い歌だなと思ったのは、Lady GagaのBorn this wayです。歌詞に注目!ニューヨークという人種の坩堝にいるからこそ、もっと共感できるのかも?
奥村真知子