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2011-01-10
Calendar
もし、毎年同じ日が同じ曜日で変わらないとしたら便利だと思いますか。

先日読んだ新聞記事によると、Johns Hopkins University の天文物理学者、
Richard Conn Henryと経済学者のSteve H. Hankeはコンピューターと
数式を駆使して新しいカレンダーを作成したそうです。
それが、毎年同じ日が同じ曜日になるカレンダーです。

1ヶ月は30日、3、6、9、12月は31日に設定され、基本的に
クオーターごとの日数は変わりません。二人の学者はあらゆる面で
このカレンダーは永久に合理的であると力説しています。
あくまでも、みんながこの新しいカレンダーを使うことにした場合、
という前提ですが、特にローンやモーゲージを扱う金融機関に関しては
非常に役立つとしています。変則性がないため面倒な日数計算の必要が
なくなるからだそうです。

地球の1年(Earth Year)は、365.2422日あるそうで、そのため
通常は4年に1度うるう年(今年がそうですが)で誤差を調整しているのですが、
このカレンダーの場合5-6年ごとの12月に1週間分増やして
調整をするそうです。そのためこの間に誕生日がある場合、自分で誕生日
を選べる(!)(記事ではエリザベス女王のように、とありましたが)
なんていうこともできるようです。

さらに彼らは、時差という考えをなくし時間や日にちも世界共通に
することを提案しています。
ロシアなど、東西に広がりTime Zoneが9つにも分かれる国に関しては、
同じ国の中でたとえば銀行が仕事を始める時間も終わる時間も
一緒であれば、経済的な管理がしやすくなるとしています。

確かに、毎年同じ日が同じ曜日のカレンダーは会社や学校などの
イベントに関しては計画が立てやすいけれど、もし自分の誕生日が月曜日で、
月曜日に対して少しブルーな気分がある場合は、どうして自分は金曜日に
生まれなかったのだろうとずっと後悔するかもしれません。
(世界スケールの話にしては、ずいぶん小さな心配ですが。)

東海岸で朝9時に仕事が始まる場合は、西海岸では朝の5時から
働くことになるのでしょうか。9-5時で働くとすると、西海岸では
お昼すぎにはその日の仕事が終わるということになりますね。
まさしく“早起きは三文の得”。

発想は非常に面白いけれどこのカレンダーも世界共通の時間も、
現実味がありそうでなさそうな学者の考える机上での計算という
感じがしてきます。
しかしながら、今後宇宙での生活も普通になり世界がひとつになる
ようなことになったら、数十年後(いえ数年後?世界がひとつはむりですが)
には当たり前になっているのかもしれません。

毎年の誕生日を楽しみにする歳ではなくなりましたが、それでも毎年
新しいカレンダーで、今年の自分の誕生日は何曜日かなと確かめるのも
新年の行事(?)の一つではあります。
でもこんな行為も、学者の方にとっては無駄な時間なのでしょうね。(H.K)