2012-01-24
知り合いの誘いでボランティアを始めました。
ガールスカウトの子供達のお世話をするという内容のものです。以前から教育にはとても興味があり、New Year's Resolutionの1つがまさに教育関連の事に携ること!だったのが、早速叶いました。ガールスカウトに所属する子供の年齢は4歳から上は高校生までと幅広く、主に週末に活動をしています。ボランティア初日、人懐っこい笑顔で話しかけてくる子供達があまりにも可愛くて感動!と、そんな無邪気な笑顔に癒されたのは最初の数時間だけでした。一番年下のグループを担当したのですが、大人しかったのは最初だけで、元気といえば聞こえが良いですが、やんちゃで悪戯好きの子、喧嘩をし始める子、力の加減を知らないパワフルな子などなど、手が掛かる子が沢山。そんな子供達を相手に毎週ボランティアをしている人達は凄い、もっと言えば、学校の先生って凄いだ、と改めて思いました。
ガールスカウトでは何をするかと言うと、サマーキャンプやクックアウトといった行事はもちろん、日々のクラスルームでは、各グループが課題を渡され、アクティビティーを通して、人には優しくしましょうや、助け合いの精神といった、道徳のような内容から、緊急時の応急処置の仕方など幅広く様々な事を教えています。ガールスカウトは、1908年にイギリスで発足したもので、日本でも90年以上続けられている団体なのだそうです。ちなみに、アメリカでガールスカウトのお世話をしている人の殆どがボランティアだと聞き、アメリカ社会の特徴のひとつでもあるボランティア精神を強く感じることができました。Wikipediaによると、Teach for Americaというボランティア団体は、エリート学生の卒業後の進路として2007年には全米で10位に入るほどの人気だったのだとか。
話しが少しそれますが、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県に、臨学舎という塾が出来たそうで、そこでは中学三年生の希望者を対象に、受験に向けて補講や個別指導を 行っているそうです。なんと塾代は無料!といっても税金による運営ではないので、企業や個人の寄付で費用を賄っているそう。米国の金融機関も資金提供を申し出たそうです。大人達がこうした未来のある子供たちを支えている事に感銘を受けたと同時に、小さな事でも良いので、私にも出来る事をやろうと感じました。
奥村真知子