2012-03-06
前回のブログでも話ましたが、週末にガールスカウトのボランティアをしています。2週間に1度のガールスカウトなので、2週間ぶりに会った子供達に「I missed you.」なんて言われた日にはもうメロメロ。すっかり子供達の笑顔にやられてしまっています。しかも、たった一回しか会っていないのに私の名前を覚えてくれてるなんて!私のファーストネームは真知子と言うのですが、アメリカ人にとってまずは発音が難しく、それを一回で覚えるなんてゼロに近いです。(スペイン語のチコに発音が似ているので、スペイン語圏の方には覚えて貰いやすいですが。)それを子供達はすぐに覚え、しかも甘い言葉も囁くなんて、恐るべし子供。そういえば、フランスの耳鼻科医トマスティによると、生まれた時はそれぞれの言葉が発する周波数すべてに耳が開かれているが、成長と共にいつも聞いている周波数にしか反応しなくなる、と聞いたことがあります。脳生理学の研究からも、人が言語を獲得するには適齢期があって、2歳から13歳ぐらいまでと言わているそうです。となると、日本での早期英語教育は子供にとっては良いのかもしれませんね。只、吸収力がある分、誤った知識や技能を身につけてしまうと捨て去ることが難しいようです。正しい日本語を小学生に教えられる環境は果たして整っているのでしょうか。
言葉の事はさておき、ガールスカウトでおやつが出たのですが、さすがヘルシー志向が多いNY!フルーツの盛り合わせに胡麻クラッカーといったヘルシーなおやつでした。私が通っていた大学のあるウェストバージニアでもボランティアをしていましたが、そこでのおやつは健康に悪そうなスナック菓子に派手な色をしたクッキー。肥満の多いウェストバージニア、納得です。ちなみに、ウェストバージニアでは、ファーストフード店はお年寄りの憩いの場でした。おじいちゃん、それが晩ご飯で良いの!?とつっこみたくなるほど衝撃的でした。NYの子供達は普段の生活でもご両親が気をつけているからか、ボランティアの人の「健康に良いですよ〜。ビタミンやミネラル云々、、、」という話に真剣に耳を傾けていました。説明の後にはすぐ実行。体に良い食べ物をぱくぱく美味しそうに食べる子供達。子供の吸収力と素直さは本当にすごいですね。
ちょっと話がそれますが、私は健康おたくの母親に食生活は徹底して育てられました。コカコーラに抜けた乳歯を入れるとどうなるか実験、ポテトチップスからどれだけ油が出てくるか実験、今でも鮮明に覚えています。そのお陰で今ではすっかり甘いものが苦手です。若干トラウマのようにもなっていますが、親に感謝です。
奥村真知子