2012-08-22
酷暑だったここアメリカ中西部も、
ようやく本来の気候に戻ったのではないでしょうか。
と言うよりも、朝晩は既に秋?と思わせる気温ですね。
残り僅かとなった夏を楽しみたいところです!!
さて、本日は車について。
アメリカはごく一部の地域を除いて車が無いと生活が困難な国ですよね。
もちろん、郊外でもバスは走っておりますが、限られた路線のみで使い勝手は良くないですよね。
そういった中で生活をしていると、車は生活の「足」として考えられがちです。
現に、私も車は故障せずに、燃費がよければ見た目はどうでもいい!!と考えておりました。
そんな私に転機が訪れました。
2001年製の愛車の調子が悪くなったのです。
消耗部品がことごとく交換が必要になり、修理が必要な箇所も続々と出始め、
更にはボンネットの塗装が剥がれてしまいました。
今後のメンテナンス、修理を考えると買い替えが妥当だろうと言う判断に至りました。買うとなると、今後長年問題無く乗れる車で燃費が良いものをと考えるのが普通ですよね!?例に漏れず、私もその方向で日本車の乗用車に絞ってサーチを開始したのです。各メーカーのサイトで見積もりを取り、キャンペーンなどの情報も仕入れ、出来るだけ安く買おう!としていると、とあるサイトに釘付けになりました。
某日系メーカーのスポーツカーがリースキャンペーンを行っていたのです。燃費が良くて、修理がいらない、見た目平凡な車と全く逆の車です。リースの詳細を調べ、早速ディーラーへ。セールスマンにその車種を伝えると、早速試乗しないか?と誘われ、2シーターの運転席に。10年ぶりのマニュアル車、1速にギアを入れてゆっくりと動き出すスポーツカー。2速、3速とギアを繋いでいくうちに今まで味わったことの無い運転の楽しさと言うものがこみ上げてくるのを感じました。高速に入って合流時の加速も快感そのもの。
「決めた!!」と心の中で叫びました。
購入では厳しい価格の車ですが、リースであれば月々の支払いもエコカーをローンで買った場合と何ら変わりなく、そういった面でも即決してしまいました。また、年齢的にもここを逃すと2シーターの車には一生乗れないかもしれないとの思いも後押し。
「足」と考えていた車を、「娯楽」に変えたのですが、ガソリン代、保険代が跳ね上がり、正直厳しい面も多いです。しかし、仕事が終わって、
駐車場に止まる新しい「愛車」を見るたびに、「かっこいい~」と一人でつぶやき、
運転席に座ってエンジンを掛けるたびに、「おおっ!」と感動し、
加速するたびに「わおー!」と叫ぶという日々を送っております。
毎日乗る車ですが、「足」と考えると、「足」にしかならないですが、少し視点を変えて、車を選ぶと、通勤時間も楽しい「ドライブ」に変わるんですね。車社会のアメリカですから、車の車種、買い方、楽しみ方といった選択はたくさんあります。皆さんも数多くある選択の中から自分にあった車選びをしてみては如何でしょう?エコ、エコと巷では騒がれておりますが、自分の好きな車に乗ることが一番のエコになるのではないでしょうか?
日々の生活の中で車に乗る時間も楽しい時間に変えることで、
オンとオフの切り替えがより明確になると思います。
冬のことはひとまず考えずに。。。。
TH