2013-01-11
全米、日本の自動車ファンの皆さん、こんにちは。
とうとう来週からデトロイトでAuto showが開催されますね。
私はこのアメリカ中西部に住みはや6年目ですが、実はまだデトロイトのAuto showには行ったことが無く、今年こそは!と思い、一般公開のはじまる1月19日に合わせてデトロイトまで行ってみます!今ではだいぶ寂れたイメージの強いデトロイトですが、まだまだ自動車産業の重要な拠点ですし、そこでのAuto showですから、なんとなく歴史的なものといいますか、味を感じれるのではないかと想像しております。こういった大きなイベントがないとデトロイトのダウンタウンは人気が無く、寂しい感じが漂いますが、期間中は大勢の人で活気に溢れるのではと期待しています。
さて、Auto showといえば、各メーカーがコンセプトカーや、新型モデルの発表する場でもありますが、今回の目玉は何か、少し調べてみました。
日産自動車:謎のコンセプトカー。これは北米日産が明らかにしたもの。デトロイトモーターショー13でワールドプレミアするコンセプトカーが、『レゾナンス』(RESONANCE=共振、共鳴)というモデルであると告げられています。このレゾナンスについて、日産が公表している情報は少ないです。まずは、日産の最新デザインを反映させたクロスオーバーコンセプトであるということ。日産によると、大胆な逞しさを備えた画期的なスタイリングをまとうというそうです。またパワートレインには、ハイブリッドを採用しているようです。
デトロイトといえばのメーカー、シェルビーアメリカン社は2台のワールドプレミアを計画しているそうです。すでに明らかになっているのは、フォード『マスタング』がベースの2013年型『スーパースネーク』を示唆したコンセプトカー。これは、2013年モデルにオプション設定する予定のワイドボディ仕様だそうです。今回、シェルビーアメリカン社は、もう1台に関する情報を公表。これは2012年5月、89歳で死去したシェルビーアメリカン社代表、キャロル・シェルビー氏の遺作ともいえる1台であるそうです。その詳細は、現時点では発表されていません。しかし、シェルビーアメリカン社のゲリー・パターソン副社長によると、生前のキャロル・シェルビー氏の言葉を反映させたモデルになるということです。気になるキャロル・シェルビー氏の発言は、「現在の自動車のトレンドは、ターボチャージャーで過給したダウンサイジングエンジン。これこそ、政府が求める燃費規制を満たす唯一の方法」というものだそうです。フォードモーターは、排気量を縮小しながらターボで過給した新世代エンジン、「エコブースト」を展開中です。シェルビーアメリカンは、このエコブーストを積むマスタングをチューニングし、デトロイトモーターショー13で初公開するとの見方が有力です。
と、私の気になるメーカーだけのお話ですが、他にも沢山コンセプトカーや新モデルが発表されますので、車好きの方は是非デトロイトへ!!
TH