2014-01-01
新年明けましておめでとうございます。
本年もアクタスをどうぞ宜しくお願い致します!!!
今回のジョブログでは、日本で少し前に話題になったメンタリストについて語らせていただきます。メンタリストは、そもそも超常現象パフォーマーのDaiGoが肩書きとして使用し、日本に広まった言葉だそうです。彼の定義によるメンタリストとは、行動や心の動きを化学的に研究する心理学を中心に、運動力学、催眠術、暗示や錯角などのテクニックを駆使し、常識では考えられないようなパフォーマンスを見せる人を指します。
そんなメンタリストが注視している点は、その人が言う事、動作、癖、持っている物やこちらが発した言葉や行動に相手がどう反応するかという「能動的な観察」を全て拾い、うまく組み合わせながら相手の心を読み解いていくことだそうです。
メンタリストは、今、目の前にいる人が‟目の前に何を考えているか”を当てなくていけません。その人それぞれに適切な質問を投げて、相手の目の動きを観察し、癖やパターンを確認します。例えばこんな感じです。
「昨日は晩御飯は、何を食べましたか?」
これは相手にとっての過去、つまり既に起こったこと=‟事実”を尋ねる質問となります。最初の質問で右上を見る人は、‟事実”を右上に配置する人ということになります。
「明日は何を食べたいですか?」
これは、未来、これからすること=‟想像”を聞く質問となります。正面寄りの左遠方を見る人は、そこが‟想像”の位置ということになります。
この2つの質問で目の動きが違う事を確認し、その人の動作を自分の記憶にインプットします。次にホントか嘘かという質問をその人にします。
そこでその人が右上を見たらホント、正面寄りに左遠方を見たら嘘ということを見極めることができるということになります。(ただそれはあくまでも統計であって、皆様や皆様のまわりの人にあてはまるとは限りませんので、何卒ご了承ください。)
メンタリストが活用しているテクニックは、つまり相手を知るということであり、人とのコミュニケーションを取っていく上でも、とてもクリティカルなポイントになりますよね。言葉に出していない感情を読み取ることで相手に対する気配りができる人になれるよう自身を磨いていきたいと思っています。それが私のニューイヤー・レゾリューションです。
【有保】