2014-02-07
ヘレン・ケラーの言葉
「ひとつの幸せのドアが閉じるとき、もうひとつのドアが開く。しかし、わたしたちは閉じたドアばかりに目を奪われ、 開いたドアに気づかない。」
そうなんです、閉じたら開くんです。絶対に!これは私の自身の経験から保障します。
せっかく新しいドアが開きかけているのに、目の前にあることに妙にこだわり、閉じそうなドアを無理矢理止めようとしたら、新しいドアさんはきっと、「あ、必要ないんですね。じゃまた。」と言ってパタンとしまってしまうでしょう。(この、「じゃまた」、がポイントなんですけど。)
これは就職活動にも通ずるものがあるなぁ、とひしひし思います。私達リクルーターのお仕事は、あくまでも候補者側と企業側の「ご縁つなぎ」であって、最終的にそのご縁を選択するかしないかは、ご本人次第です。
例えば、企業様からオファーを頂いているのに、現時点では目に見えない未来の保障にこだわったり、ビザ問題等で不確実要素が多いために、一歩飛び込む勇気がなかったり。
そもそも開きかけたドアに一歩足を踏み込んでみなければ、新しい世界もありません。そのリスクを承知で新しい世界に飛び込むかどうかは自分次第なのです。
もちろん、もっと他に自分に合った条件でのオファーが出ていたり、自分の内的感覚に従ってよく考え直し、「やっぱり違うな」と思ったら、その時は「違う」のです。
その時は、これまでのご縁に感謝をし、堂々と辞退して頂くことに何ら問題はありません。面接が進むうちに「思っていたものと違った」ということはよくある話なのです。私達や企業に申し訳ない、という気持ちもあまり持つ必要はないと思います。
そしてこれは密かに恋愛にも通じるかと思います。(笑)
閉じかけたドアにしがみつく、何とか関係を修正しようとする。壊れたボートを修正するより、新しいボートを作った方がまし、なんて言葉もありますけど、そもそも自分の人生に必要なモノは自然と向こうからやってきます。そして生涯孤独になることは絶対にないと信じます。
だから、1度選択を間違えて開きかけた新しいドアの存在にに気づくことができなくても、形を変え、声を変え、自身の成長に必要な出会いや状況は次から次へとやってくるのです。
なので、焦らなくてもいいんでしょうけど、その開きかけた新しいドアの存在に「気づくかどうか」がとっても大切なことなんじゃないかと思います。
閉じかけたドアにさよならする勇気はあなたの中にしかありません。他人が外部からなんやかんや言っても結局は自分の手でないと次のドアは開けることができないようになっている気がします。
ということで、就職活動に話は戻しますが、あくまで私達ができるのは、その新しいドアを、今まで見えていなかった場所から、皆さんの視界の中に持ってくる作業に近いかと。そのドアを開くかどうかは本人次第ですので、少しでも皆さんの人生におけるチャレンジの選択肢を増やすお手伝いができたらなぁと思っています。逆に言うと、閉じかけたドアにしがみついている人のお役には立てません。
必要な時にはいつでもお力添えいたしますので、いつでもご連絡お待ちしております~!
黒川