2014-07-16
今回は、最近、友人から進められて読んでいる、
A New Earth - Awakening to Your Life's Purpose -
について書こうと思います。
この本の著者、Eckhart Tolleは、ドイツ生まれのカナダ住在で、心理学やスピリチュアリティなどについて本を書いたり、演説をしている作家です。
この本では、世界に存在している様々な宗教の本当の意味や、人々がもつエゴ(自我)や思考について
書かれていて、それを元に、本当の自分とは何なのか、という事が書かれています。
Eckhartは、この本の中でエゴについて、
偽の自分
自分自身に対する(誤った)思い込み
と表しています。
つまり、自分自身の中にある
「性質の悪い思い込み」です。
エゴに取り付かれた人間は、外の条件(外見、お金、モノ、肩書き、思考、感情)で判断を下し、
良い悪いのレッテルを貼る傾向があります。
例えば、美人は良くて、ブスはだめ。お金持ちは良くて、貧乏は良くない。
という具合です。
モノに限らず、肉体やお金、思考など
外にあるものは全て移り変わる「無常」なものです。
無常なものに対して一々レッテルを貼っていると
心が全く落ち着きません。
さらに問題なのは、エゴに支配されていると、この外の条件を「本当の自分」
と思い込んでしまいます。
つまり、外の条件と自分を同一化してしまう事で、せっかくのチャンスや、
本当の自分を理解出来なくなってしまいます。
まだ、本を読み終わっていないのですが、この本を読んでいると、
日々の生活の中で、自分がどれだけエゴや思考に支配されているのか実感します。
さらに、新しい物の考え方などの発見があり、読んでいておもしろいです。
内容がシンプルな様で奥が深いので、読むのに時間がかかりそうですが、
皆さんももし機会があれば、
A New Earth - Awakening to Your Life's Purpose -
を読んでみて下さい!
新井