(←ピロリ菌)ハワイからニューヨークに戻ってきて2年ぶりくらいに定期健診に行ってきた黒川です。
同僚からのおススメ医師、T病院のK先生に診て頂いたのですが、彼がまたなんともあっけらかんとして面白い人でした。
まず診察室に入りおもむろに「小さいころから心臓がよく痛くなるので、狭心症かもしれないんですぅ~」と話すと、「どの辺が痛いの?」と聞かれ、ピンポイントで「ここがいつも痛い」と指をさすと、一瞬で「あ、じゃあただの肋間神経痛ですね」と。
「いやいやいや~心電図検査とかも以前に受けてて~」とか抵抗してみましたが、そもそも臓器の痛みというのはピンポイントでここが痛いと言えないのが特徴なんだそうです。子宮が原因の生理痛とかも、もんやり下腹部全体が、むしろ腰の方まで痛かったりしますよね。なので、痛む箇所が特定できる場合はたいていが臓器から来てるものではなく、筋肉痛だったり神経痛だったりする、ということだそうでした。
さらに「スペアリブ食べるでしょ~あの骨と一緒にしゃぶる肉の部分が今、痛んでるんだよ~」とあまりうれしくない補足説明を受け、終了しました。6歳のころから約25年間心配してきた自称、「心臓の痛み」は一体なんだったのでしょうか?でも妙に説得力があったので先生を信じたいと思います!
また、家族の病歴なども聞かれるのですが、うちの家系には胃がんになった人がいます、と答えると、「ではピロリ菌検査もしときましょうね~」と指示が。ピロリ菌ですか?ピロリ菌ってあんまりメジャーじゃないと思うんですけど、いろいろ調べてみたら意外に子供の頃に感染したまま棲みついている人がいるそうで、大人になると胃がんの原因にもなり得る悪い菌なのだそうです。
そして何より真剣に一番危うかったのは緑内障の疑いでした。近々眼科に行かなきゃいけません。緑内障は最終的には失明するらしい恐ろしい病気です。さらに驚いたのが、病院から戻ってきて自分で調べててわかったんですが、胃がんだけでなく、緑内障もなんとピロリ菌が原因になり得るものだそうです!あと母が疾患している自己免疫障害もピロリ菌の仕業である可能性があるということも合わせて知り、このピロリ菌のシンクロ具合に驚いております。
何事も検査結果が出るまでわかりませんが、「床にバラバラに散らばっているパズルのピースがとあるキーワードを目にした瞬間にひとつの絵として浮かび上がる」ということがあるように、仕事もプライベートも健康も、常に幅広くアンテナ貼っておくと、何か問題が起こった時も何かがキーワードになり、するすると原因究明できたりするのかもしれない・・と改めて感じました。
あまり時間がないのでムリヤリなまとめでしたが、皆さん健康には気を付けてくださいね。今日も一日頑張りましょう!
黒川